走る人のために進化した腕時計 GARMINのランニングウォッチ『フォアランナー』実走レビュー

Garmin『フォアランナー』実走レビュー

フォアランナー実践編

 さっそく『GARMIN RUN JAPAN』に参加して、実際にウォッチを活用してみた。今回出場した『GARMIN RUN JAPAN』は、フォアランナーシリーズの誕生20周年を記念し、アジア各地で開催されているランニングイベントだ。

 会場は横浜にある臨海パーク。5キロコースと10キロコースの2種類を選ぶことができ、今回筆者は5キロを選択した。全国からガーミンファンが集まり、16歳から73歳までと幅広い年齢層の参加者が来ているようだ。

 こちらは、ランニングをスタートする前の筆者の『VO2 MAX』と心拍数だ。

 フォアランナーは、ランニングをスタートする前にGPSの捕捉をする必要がある。位置情報を登録することで正確な走行距離を計測することができ、アプリと共有すればランニングコースや距離を管理することができる。

Garmin Connect(アプリ)
Garmin Sports(アプリ)

 GARMINのランニングウォッチを使用する際は、アプリと連携しておくのがおすすめだ。

 筆者はスマホに「Garmin Connect」と「Garmin Sports」のアプリをダウンロードしておいた。アプリとウォッチを連携することで、運動量や心拍、消費カロリーや歩数情報を一括で管理することができる。

 また、同じようにGARMINのランニングウォッチを使用している相手とコネクトをすると、「ニュースフィード」というページからお互いのランニング記録を共有できるのだ。コネクトは一対一でつながることもできるし、複数人でチームをつくって共有することもできる。筆者は、今回の大会に出場するチームメンバーでコネクトをして、日々のトレーニング記録を共有しながら当日までのモチベーションを維持していた。

 ランニングをスタートすると、このようなトレーニングページへと切り替わる。表示項目は自分でカスタマイズすることができるので、ランニング中に確認したい項目を事前に選んで設定しておくのがおすすめだ。

【操作方法』Forerunner265/965:トレーニングページのカスタム方法|使用ガイド|AMOLEDディスプレイ

 

 『GARMIN RUN JAPAN』で5キロ走り終わったあとの表示画面だ。今回、筆者は1キロあたり6分24秒のペースで走ったことがわかる。ほかにも、心拍の推移や、“ランニングパワー”というランニング中に発生する推進力を算出した数値なども記録されている。

 過去のランニングの記録も、日付を選択してロードをすれば、ウォッチ上でその日のデータを表示することができる。

 フォアランナーはランニングに関する機能だけではなく、日常生活を便利にする機能も搭載されている。常に装着しておくことで、ストレスレベルや睡眠時間、週間運動量のデータも記録される。ランニングをする習慣がない人にとっても毎日の健康管理に役立つはずだ。ぜひ機会があれば、フォアランナーを活用してみてほしい。

■参考情報
https://www.garmin.co.jp/minisite/forerunner/series/

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