毛嫌いしていたオープンイヤーイヤホンに心を掴まれ、新型マウスであの時の力士を思い出した2023年
あらゆることがマウスレスでできちゃうキーボード『HHKB Studio』
会社での仕事スタイルはこれまでMacbook Air+サブモニターというシンプルな形にしていたのですが、肩こりや背中の張りなどもあって、キーボード+マウスを導入した生活をすることに。それならばということで導入したキーボードがHHKBの新作『HHKB Studio』でした。
安心と信頼のHHKB!と思って早速触ってみたら、打鍵感が違って驚きました。実は従来のモデルで採用していた静電容量無接点方式ではなく、リニアタイプのメカニカルスイッチを使っているのです。でも、これはこれでいいタッチの感触。慣れてくるとむしろこっちのほうがいいとすら思えてきました。
目玉といわれている「ジェスチャーパッド」は、正直使いこなせていません。というか前面のパッドは頻繁に誤タップしてしまったので即オフにしてしまいました。左右も割り当てたはいいものの、正解がまだ見つかっていません。
一方で丸ポチことポインティングスティックや、本体下にあるマウスボタンの恩恵はかなり受けている方だと思います。マウスを使っているものの、簡単な右クリックやクリック操作だけをやる場合はポインティングスティック+マウスボタンで大抵のことは解決しますから。上手く使いこなせればマウスレスで大抵のことは済むのでしょうが、その境地に至るには少なく見積もっても4年くらいかかりそうです。
トラックボール派にとって実家のようなLogicool『ERGO M575 Wireless Trackball Mouse』
先述した『HHKB Studio』の相棒に指名したマウスが『ERGO M575 Wireless Trackball Mouse』でした。マウスは音楽制作のときにトラックボール型のマウスを使って以来、普通のマウスでは満足できない人間になってしまった筆者にとって、ERGOのトラックボールマウスは実家のような安心感を与えてくれるデバイスです。以前は『M570』を使っていたのですが、後継モデルが出ているということで『M575』を購入しました。
実際に使ってみると、『M570』は筆者の大きな手(比喩ではなくリアルに)をすべてカバーするには少し小さいマウスだったのですが、『M575』はしっかり包み込んでくれる横幅の大きなボディが特徴的。小さいころ、父親の勤めていた寿司屋にたまにやって来ては、その巨躯で遊ばせてくれたお相撲さんの安心感を思い出しました。あのときのお相撲さん。おちこんだりしたけれど、私はげんきです。
欄外:おすすめのテクノロジー関係の書籍たち
今年読んで面白かったのをいくつか。
・日本SF作家クラブ『AIとSF』(ハヤカワ文庫JA)
・マシュー・ボール/井口耕二『ザ・メタバース 世界を創り変えしもの』(飛鳥新社)
・金井 良太/佐藤 喬『AIに意識は生まれるか』(イースト・プレス)
・郡司ペギオ幸夫『かつてそのゲームの世界に住んでいたという記憶はどこから来るのか』(青土社)
・伊藤 亜紗『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』(文藝春秋)
・長滝 祥司『メディアとしての身体: 世界/他者と交流するためのインタフェース』