杏、スペインで都市散策 「おしゃれな街並みとマッチしてる」絵になる姿で視聴者を虜に

 女優の杏が、スペイン北西部の都市バリャドリードを散策した際のVlogをYouTubeに投稿した。

 2023年11月17日、公式YouTubeチャンネルに公開した「スペイン・バリャドリードでお散歩をしました【Anne's Walk】」と題した動画で杏は、バリャドリードの中心部にあるマヨール広場に登場。開口一番「快晴のスペインです」と言い、バリャドリードがどんな街なのかを紹介していくと説明した。

 はじめに向かったのは、ルネッサンス様式のローマカトリックの教会「バジャドリード大聖堂」。その風格ある佇まいに「すごい」と感動しつつ、凸凹とした石の壁面を見て「こういう昔の建物を見ると、『何人の人がここの壁を見たり、触ったり、寄りかかったりしたのかなぁと思っちゃいますね。あと、へこんでいるのはなんでなんだろう? なにか当たったのかな」と、建物に刻まれた歴史に思いを馳せた。

 その後、小説『ドン・キホーテ』の作者として知られるミゲル・デ・セルバンテスの銅像を経て、15世紀の神学校の建物を改装した国立彫刻美術館「ムセオ・ナショナル・デ・エスクルトゥーラ」へ。入場料の3ユーロを支払って館内を見学し終えると「いや、良かった」と述べ、「天井の装飾が一部屋一部屋、色だったり材質だったりが全然違うんですよね。それがすごい見応えがありました」と感想を口にした。

 さらに、大航海時代の探検家コロンブスの歴史がわかる博物館「カサ・ムセオ・デ・コロン」にやってくると、「これすごいなと思ったのが……」と言って、施設の壁に貼られた張り紙を指さした。そこには営業時間が10~14時、18時~20時と書かれており、4時間の空白があるのだ。杏は「シエスタって言うんですかね。昼間の2時から夕方の6時までは閉館してるっていう」と、文化の違いに興味津々だった。

 なお、街歩きをしていると、あることに気付く。それはベンチの多さ。カンポ・グランデ公園に足を運んだ杏は「ほんとにね、ベンチだらけなの。街のなかも公園のなかもベンチ、ベンチ、ベンチ……。多分、このバジャドリードの市民全員が座れる分ぐらいのベンチが街中および公園にあるんじゃないでしょうか」と伝えていた。公園内には野生のリスや鳥などが生息していたものの、「ベンチの街バリャドリードなのか、ベンチの国スペインなのか。私はもうベンチが気になってしょうがないです(笑)」と、ベンチの多さに関心を寄せていた。

 このように自然体で飾らず、のんびりとバリャドリードでの散歩を満喫した杏。コメント欄には「おしゃれな街並みが杏ちゃんとマッチしていてとても素敵です」「一緒にお散歩が出来た気分でした」「モデルとか女優とか関係なく人柄が素敵だからみんな惹かれるんだろぅなぁ」などの声が寄せられた。今後も、フランス・パリに居住する地の利を生かし、様々なヨーロッパの都市を訪問する動画が見られることを期待したい。

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