ヒカル、3億円分のポケカ売却に言及 「億単位で利益出る」別事業好調で旨味感じず

 一時価格が高騰し、最近ではその反動による下落が伝えられるポケモンカード。一部ではポケカバブルの崩壊も囁かれるなか、その熱心な収集家であるYouTuberのヒカルが、コレクションの売り時について私見を述べた。

 2023年10月26日、YouTubeチャンネル「Hikaru Games」に公開した「ヒカルにいま持ってる数億円のポケカ資産どうするのか聞いてみた」と題した動画でヒカルは、「ポケカブームが一服したいま、これまで収集したカードを売る気があるのか?」とカメラマンに問われたところ、「現時点で売るつもりはほんまに全くない」と言い切った。

 ヒカルによれば、所有しているカードの価値は変動こそあるものの、おそらく「数億円」「少なく見ても2~3億円」ほどあるとのこと。その上で、「2億円を持っているより、いまのポケモンカードを持ってるほうが僕自体が満たされる」「キャッシュで2億円って普通にほかで入ってきちゃうんですよね。だから、わざわざ物を売ってキャッシュで2億円を作る理由が全くないんですよ」と説明した。

 数か月前までポケカ関連の動画を頻繁に投稿し、ときには多数のレアカードが同梱された福袋を購入するべく、5000万円を支払ったこともあったヒカル。その熱は「当時よりはだいぶ冷めている」というものの、「せっかく買ったやつを手放したくない気持ちがめっちゃ強くて。ちょっとずつ増やしていきたい」「それでも月に1000万円以上買っていますから、十分なペースなんですけど」と語った。

 ヒカルは投資において「長期保有こそすべて」との考えを持っているとし、ポケカに関しては「5年くらいは持っておきたい」のだとか。キャッシュで数億円を持っているよりも、絵画や腕時計など自分の好きな物を資産として数億円分保有しているほうが「お洒落」とし、「上がった下がったで一喜一憂するっていうのは正直ないんですよね」と明かした。

 このように余裕でいられる理由は、自身の活動が好調だからに他ならない。ヒカルは「いま資産でいうと、結構僕持ってるんですよね。YouTuberでは考えられないぐらい持ってると思ってて」と述べ、今後ビジネスで大きな躓きがない限り「一生(ポケカを)持っててもそれはそれで俺はいいと思ってる。自分が子どもできた時に子どもに見せてあげたとりかさ。そういうのもすごいカッコいいと思ったりするんで」と持論を展開した。

 さらに「最近のビジネスがうまくいきすぎとって。本当に毎月億単位で利益が入ってくる話が2個ぐらい入ってくるんですよ。なんならさっきも1個決まりましたからね。年間で1億ぐらいの話」とも。事業が絶好調なヒカルにとって、売却によって得られる旨味がないことから、ポケカの売り時は当分先か、あるいは永遠に訪れなさそうだ。

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