マウスコンピューター30周年特別レポート 国産BTOメーカーのこだわりと魅力を聖地・飯山工場にて知る

マウスコンピューター30周年特別レポート

日本の原風景が残る飯山には、モノ作りの原風景も。

そして最後になった男の子もついに完成。工場内には大きな拍手の音が広がる。修了証書を受け取った男の子は「自分のPCができて嬉しいです!」と満面の笑み。

モノ作りの大変さと楽しさを体感。
自宅に持ち帰るために、最後にはしっかり梱包作業まで。

 そして「先生がどうやったら配線が綺麗にできるのかを教えてくれて、普段は見られない部分も知れて楽しかった」「ネジ止めの作業でもうちょっと上手くできたかも……」との感想も。モノ作りを通じて理解と思考する楽しさも体感した模様だ。笑顔で車に搬入し、先生役と最後の挨拶。優しい光景だ。

 と同時に、そんな風景を見ながら筆者は飯山工場に宿る日本のモノ作りの原点を見た気がした。子どもたちが対面する現実を見ながら、それに合わせて現場で一緒に考え、現物を手にしながらモノ作りを進めていく。

今年、30周年のマウスコンピューター。飯山工場はモノ作りの拠点となる。

 それはかつて日本の製造業が得意としていた三現主義のような精神性。現物・現場・現実に触れつつ、最適解を皆で探りながらモノ作りを進めていく。飯山工場には自然とそのような精神性があった。

 前述した「開発本部」「品質管理本部」「生産本部」が同じエリアにあることでモノ作りの情報と意志が統一されており、更には子どもたちに接してきたスタッフからも伝わるユーザーに寄り添った心温まるホスピタリティ。やはり国産BTOメーカーの雄だ。今夏、工場見学と親子パソコン教室を通じて、今年30周年のマウスコンピューターの強みと魅力に触れることができた。日本の原風景が残る地・飯山には、日本のモノ作りの原風景も広がっていたのである。

【特集】いまPCを買うなら外せない! 「ホワイトカラーマシン」の魅力

ここ数年のPCや周辺ガジェットを取り巻くトレンドのひとつは、間違いなく“白”だろう。 若年層や女性への普及率が高まっている…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる