『R U Next?(アーユーネクスト)』6話ーーLE SSERAFIM候補生の日本人がまさかの脱落……実力者たちが次々と去る展開に

『R U Next?』6話

 「HYBE」と「CJ ENM」による合同JVレーベル「BELIFT LAB」による『R U Next?(アーユーネクスト)』が6回目の放送を迎えた。

 第4ラウンドの続きから始まった今回、また新たな脱落者が発表されることになってしまった。その結末までを振り返っていきたい。

 ボーカルBユニットが披露するのはテヨンの「Spark」。事前に発表されたグローバル投票の結果、最下位の18位であることが発覚したソヨンは、今回の舞台で巻き返しを狙う。
 パート分けから始まる練習は、和やかな雰囲気で進んでいった。シャネルとミンジュは他の練習生も注目するほどの歌声の持ち主。一方で、練習生期間の短いソヨンにとってはプレッシャーのかかる時間に。そして音程に心配の残るイェウォンにとっても不安を感じる日々になってしまっていた。

 練習生たち同士による一回目のモニターでは「WORST」、つまりグループ内での「最下位」を意味するステッカーがロッカーに貼られるというシビアな評価が待っていた。歌詞の間違いや不安な表情が原因となりそのシールを多く獲得してしまったソヨンは、寄宿後に不安な気持ちを吐露していた。また、ミンジュも歌詞ばかり見ていたことで初めてのWORSTを受け取ってしまい、自信のあった歌唱でその評価を受けたことで落ち込む様子を見せた。

 本番は練習期間の不安な表情が消え去ったような余裕の表情。スペシャルコーチを務めたSEVENTEEN・ウジからは、ミンジュの音楽を生かすボーカル力を称賛する声が。シャネルに関しては、パワーを評価しつつもそのパワーを調整する必要性についてのアドバイスがあった。ソヨンは安定感や努力に対する好評価が印象的だった。また、イェウォンに対してはイヒョンから今後を見据えたアドバイスがあり、全員にとってためになるアドバイスが聞けたのではないだろうか。

 両ユニットのステージが終わり、ボーカルA、 Bの8人のボーカルポジションでの個人順位の一部が発表されることに。3位はシャネル、4位はユナ、7位はウォンヒとなった。ユニットごとの個人点数を合算した最終的な点数は、ユニットBが3105、ユニットAが3305となり200点の差がついた。勝利したユニットAにはベネフィット点数を受け取る権利を獲得した。ユニットBのリーダーを務めたイェウォンは、ファンの前で良い結果を見せることができなかった申し訳なさと悔しさから涙を流しながら挨拶し舞台を去った。

 ダンスポジションのステージは、ユニットAによる「Bang!」と、ユニットBによる「Tell me」。選曲を決めたのはバトルに勝利し権利を獲得したAユニットだったが、ちょうどユニットBの希望とも合致していたようで、お互いにとって納得のいく結果となった。今回のミッションでは練習生たちによる創作パートもあり、そこが注目ポイントであり評価ポイントともなるだろう。

 リーダーがパート分けの全ての権限を握るというルールの今回、ユニットAのダンスリーダーを務めるヨンソはまず自分のパートを決定してから全体のバランスをみてパートを決めたようだ。Bのリーダーであるジヒョンもその権利を使い、少し強気で行くことを決めていた。

 ユニットBのヒメナは2008年生まれ。レジェンド曲となっている「Tell me」を知らなかったようで、少し遅れをとってしまうシーンもあった。

 ユニットAのメンバーたちは振り付けの難易度の高さに衝撃を受けながら練習を進めている様子が印象的だった。その様子を見たユニットBのメンバーたちは、勝てるかもしれないと少し余裕の表情を見せる。その表情に悔しさを滲ませ、ユニットAの5人は部屋に戻っても夜な夜な練習を重ねた。

 本番にて先に披露するのはユニットA。キリングパートを務めたイロハは全力を注いでいたが、少しよろけてしまうという悔しい場面も見られた。しかし全体の出来は鳥肌が立つようなステージで、練習生たちも初めての観客前でのステージに感激している様子だった。

 5人が一生懸命練習したことが伝わるパワーあるステージだったと、コーチの2AM・チョグォンやアイキからは好評価を受ける。しかし、今回はボーカルよりもダンスを評価する場であるため、イロハのバランスを崩した部分に関しては辛口の評価が。また、個人個人のアピールが足りなかった部分、ルカが十分にアピールできていなかったことなどに対しては指摘の声があった。

 次にユニットB。自信たっぷりだったものの、中間発表では「強すぎる」「キュートな部分を少し入れた方がいい」というアドバイスを受けていた。また、大事な部分を同じ人ばかりがやっているというイヒョンからの指摘があったためパートわけを改めることとなった。

 そのために、「オモナ!」という歌詞の部分を含む部分を誰が担当するかを決めるオーディションがコーチと他の練習生たちの前で唐突に行われた。トップバッターを務めたヒメナは、その可愛さに全体から歓声を受けた。これまで見せ場を多く持っていた練習生たちもいたが、コーチからの決定によりヒメナとモカがついに大きな見せ場を獲得することができた。

 本番でも、ヒメナとモカの仕草にはコーチ陣も思わず笑顔をこぼした。中間発表の反省を生かし、パワフルな部分と可愛さを使い分けることができており、魅力的なステージとなっていた。

 アイキからは、創作パートがちょうどよく楽しみやすかったというコメントが。ジヒョンはこれまでで一番良かったとの嬉しい言葉を受け、フウナはこれまで見せることのなかった表情をたくさん見せたことが評価されていた。

 ウジからは、全てのステージの中で一番チームワークが感じられたこと、ギュリからも5人の魅力をうまく生かした新しい「Tell me」であったことが挙げられ好評価が集まった。ヒメナはやはりその可愛らしさが活かせたことが大きなポイントとなったようだ。

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