皇治、総額2800万円の「ベンツ」売却決断　“相棒”と語る車にプレミア価格は付くか？　

　キックボクサーの皇治が、愛用する高級車を売却すると報告した。

　皇治の愛車は、マットブラックに塗装された「メルセデスベンツ Gクラス」、通称「ゲレンデヴァーゲン」。2023年1月3日に公開した動画で本人が語ったところによると、皇治はこの車を一括キャッシュの2400万円で購入。それとは別に、カスタム費用だけでおよそ400万円を投じたという。その証拠に皇治は、モザイクがかけられた契約書面らしき冊子を取り出し、パラパラとめくりながら、「ちょろちょろあんねん、俺が『レンタルしてるんちゃうか？』みたいな。やかましいわ！　こっちは必死に働いて買ってるのに！」と、自分の車であることを強くアピールしていた。

　ちなみにこの時点で皇治は、このベンツのGクラスと、「ランボルギーニ」、「トヨタ アルファード」の3台持ち。しかも、運転免許を取り直して初めて購入したのが、ベンツGクラスとランボルギーニというから、何とも豪快だ。皇治は3台の中でも、特にベンツGクラスを「（乗り心地が）一番いい」「（車高が）高いやん。めっちゃええわ。すべてを見下ろせるから」と、いたく気に入っている様子だった。そんな最愛の車をこの度、手放す決断をしたようだ。

　2023年7月11日に公開した「高級愛車、売ります！」と題した動画で、ベンツGクラスの前に立つ皇治は「皆様にお別れのご報告があります」「このベンツちゃんとお別れしようと思います」と切り出し、「これ、売ります」と宣言した。また「これめっちゃ思い出があるんですよ」といい、過去に週刊誌にすっぱ抜かれた際も、この車とともに激写された写真が掲載されたことなどを懐かしんでいた。

　なお、この日は皇治と懇意だという有限会社夢進の宇治進一代表取締役も登場。ベンツGクラスは、同社が運営する兵庫県姫路のスーパーカー専門店「夢進 Yumeshin Automobili」で販売されるという。皇治は「誰か大切にしてくれる人は俺の相棒を引き取ってください」とPR。さらに宇治氏の提案によって、購入者には皇治が直接納車に行く運びとなった。テロップでは「全国どこまでも行きます」と宣伝していたので、北は北海道、南は沖縄まで、遠路はるばる車を届けに来てくれそうだ。

　人気ファイターの皇治が大切に乗り続け、彼のスキャンダル時には週刊誌上を賑わし、そして、本人が直接納車してくれるいう、ファンからしたら堪らないこのベンツGクラス。かなりのプレミア価格が付きそうなものだが、いったいいくらで買い取られるのか……。続報を待ちたい。