『今日好き チュンムン編』4話ーーカップル成立するのは2組? 告白前に“リタイア宣言”をするメンバーも

『今日好き チュンムン編』4話

『チュンムン編』成立カップル数を予想! 期待のメンバーはましろ?

 来週のいま頃には、どんな感情にさせられているのか。『チュンムン編』の最終告白は、久しぶりに女子から。この旅も2日目を終えて、誰が誰に告白をするのか。そして何組のカップルが結ばれることになるのか。そんな恋模様があくまで徐々にだが、未来予想図のように浮かび上がってきた。本稿ではカップル成立予想をしてみたい。

 筆者が予想する成立カップル数は、合計ふた組。勝ち筋としては、失恋を乗り越えた先での大逆転を狙うましろ(大橋真白)に期待を込めて、のあ(田仲埜愛)とのひと組目を1着に。えいと(菊地瑛仁)×メガン(夏川メガン)と、しょうご(芝田祥伍)×とあ(山口永愛)のどちらかを、ふた組目として流しにしてみた。

 なぜ後者のカップルはどちらか片方しか成立しないと思うのか。理由は単純だが、今回のオンエア終盤の次回予告にて、スタジオの恋愛見届け人たちから誰も予測できない展開が待ち受けているというコメントがあったから(安直で申し訳ないが)。視聴者の期待を裏切るとなると、しょうご、とあのどちらか、あるいは双方のキモチが最終日に一気に急降下するか、女子陣としてはすでにスタンバイの状態で、あとは彼の決断次第な“えいとガールズ”たちの失恋などだろう。

 前述の次回予告でのコメントと矛盾するようにはなるのだが、実際のところ『チュンムン編』は成立カップルの内訳をかなり予想しやすい方だと思う。その理由は、今週のオンエアで敗色濃厚だったメンバーがあらかた、ここまでの時点で意中の相手との駆け引きから“リタイア宣言”をしたことにある。

のあ、さつきらの実質的な 『チュンムン編』の“答え合わせ”が続く展開に

 のあは2日目夜、えいととの1日ぶりとなる2ショットを獲得。えいとの心がまったく読めない。彼女の不安感はこの日のグループ行動でもぼやかれていたところだが、ついにえいとから本心が打ち明けられる。結論として、えいとはのあからキモチが離れてしまっていたのだ。

 たしかにグループ行動では一緒に行動をしていたが、えいとがほかに2名の女子から好意を寄せられる人気ぶりもあり、ふたりきりで会話をする機会に恵まれなかった。大忙しのえいとはこの日の朝もまた別の女子と2ショット。のあとの時間を作ることがとにかく難しかった。そんなえいとの言葉にカップル成立の可能性が薄いと判断したのだろう。「ホンマに楽しかったし」と、あくまで“過去形”の言葉で、これまで一緒に過ごした時間への感謝を示すのあだった。

 また、さつき(長濱薩生)も同じタイミングでひなた(小串日葵)と2ショットに。2日目は、今回の参加メンバー9名で唯一、グループ行動で気になる相手と一緒に過ごすことができなかったさつき。先程ののあ以上に、運命の波に飲まれてしまった男子である。ここから一気に挽回するかと思いきや、すでに覚悟は決まっていた。

 ひなたに対して「会いたかったです」というメモ書きと一緒におみやげのキーホルダーを手渡すも、ここで伝えたのは彼女の恋を応援する想い。彼女の意中の相手であるえいとがいまだ“考え中”なこと。そして現在、ましろのほか、メガン、のあといった“えいとガールズ”たちとWデート中なこと。離れ離れな状況がとても辛い。それでもなんとか頑張ってほしいと頼もしく励ましてくれる姿からは、単純に口先だけでなく、本当に相手の幸せだけを願っているという想いが伝わってきた。

 繰り返しになるが、一時はひなたとの幸せな未来が手を伸ばせば届くところまで近づきながらも、不運なグループ分けの結果に苦しめられてしまったさつき。こんなにもまっすぐな彼が運命の相手を見つけながらも一緒になれないのは、単純にその一点だけにあったと思われる。

 恋愛見届け人のかすは「結婚したいのはさつき。恋愛したのはえいと」と、さつきの一緒にいると落ち着く性格を評して、女子目線での比較をしていた。あまり素直に頷きたくはないが、確かにその通りかもしれない……。この話題を振られた大友花恋が「やめよう、この話」と、回答に詰まり話題を変えたあたりにも、この比較の“あながち間違っていないよね”という共通認識を炙り出すかのようだった。

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