釣り系のYouTube動画が多様化 本格なノウハウ解説からインパクト抜群のチャンネルまで

 YouTubeには、ワイワイと釣りを楽しんだり、釣りに役立つノウハウを提供したりと、釣りに関連する動画を投稿する「釣り系YouTuber」が多くいる。有名な釣り系YouTuberでいえば「釣りよかでしょう。」や「ハイサイ探偵団」「渥美拓馬/Takuma Atsumi」などが挙げられるが、最近では釣り系のチャンネルのコンテンツが多様化してきている。今回、多様化する釣り系のチャンネルやコンテンツの魅力を深掘りしていきたい。

 釣り系YouTuberでまず着目したいのは、釣りのやり方を教えるノウハウ系のチャンネルだ。餌の付け方やアワセの方法、釣り座選びのコツなどを発信する。釣りのノウハウ系で代表的なチャンネルの1つに「オーナーばり公式チャンネル」(チャンネル登録者数11.1万人)がある。こちらのチャンネルは釣り鈎専門メーカーの株式会社オーナーばりが運営しており、主に釣り番組を投稿している。テレビのような編集力の高さで動画を投稿しており、アニメーションも交えて釣りのノウハウを教えていることから、特に初心者の釣り人に人気がある。ほかにも、日本最大級の釣りメディアが運営する「TSURIHACK TV」(チャンネル登録者数14.6万人)や、「gamakatsumovie」(チャンネル登録者数3.44万人)あたりもノウハウ系で参考になるので、特に釣り初心者の方はぜひ視聴してみてほしい。

 ノウハウ系以外にも、釣りをワイワイと楽しむ様子を動画に投稿する釣り系YouTuberもいる。このようなチャンネルは、釣りだけでなく、動画内でのトークを楽しむ人も多い。ワイワイと釣りを楽しむチャンネルといえば「釣りよかでしょう。」や「ハイサイ探偵団」を思い浮かべる方も多いだろうが、ほかにもおもしろいチャンネルは多くある。たとえば「あんこうアワーズ」は、4人組の釣り系チャンネル。「人気チャンネルで満足できないソコのあなた!」というキャッチフレーズで、自身を「素人集団」「底辺」と名乗るが、釣りはうまく、チャンネル登録者数14.2万人という人気を誇る。釣りの動画も当然視聴者から楽しまれているのだが、彼らの和気あいあいとした雰囲気に視聴者から親しまれているようだ。

 王道系とはまた違った釣り動画を楽しみたい方は、海の生き物などを獲って食べる「ホモサピ」(チャンネル登録者数148万人)や「おろちんゆー」(チャンネル登録者数160万人)などがおすすめ。特に大人気漫画『NARUTO -ナルト-』に登場するキャラクター・大蛇丸に似せた声と話し方が特徴のおろちんゆーは、最近頻繁に急上昇にランクインしている。過去には、ヒカキンとコラボしてウツボを釣り、食べさせる動画は投稿後すぐに急上昇にランクインした。これらのチャンネルの動画はインパクトがあり、王道とは外れた釣り系の動画を楽しむ視聴者も多い。

 釣り系の動画を見る人が増えれば、当然コンテンツも多様化する。一口に釣りの動画といっても、楽しみ方は千差万別なので、ぜひ自身に合ったチャンネルを見つけて動画を楽しんでみてほしい。

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