篤実と堅実、それからほんのちょっぴりの毒舌 世界を股にかけるアルス・アルマルの多彩な魅力
一挙に交流を広げるきっかけとなった『Minecraft』
アルス・アルマルのゲーム配信といえば、『Minecraft』を思い出すファンも多いだろう。
2019年7月31日に初めて『Minecraft』配信をしてから現在に至るまで、同タイトルを200回以上に渡ってプレイしており、まさに彼女の代名詞ともいえる組み合わせだ。ちなみに彼女はこれまで1200本以上の動画・ライブ配信を届けてきたが、単純計算でいえば6回に1回の割合で『Minecraft』が関係しているということになる。
彼女がデビューした2019年夏ごろといえば、にじさんじに所属するメンバーが一気に増えた時期だ。にじさんじの『Minecraft』サーバーが現在のサーバーに移ったばかりで、かなり盛んだった時期でもある。
そんな時期にデビューした彼女は、多くの先輩・同輩らと『Minecraft』内で交流。笹木咲、エクス・アルビオ、舞元啓介といった、後年深く関わっていくメンバーらとの繋がりを持つだけでなく、現在まで話題に上がるさまざまなハイライトシーンの当事者となった。
『Minecraft』内での彼女といえば、日々じっくりとアイテム収集しつつ、森の中でオリジナリティある家・建物を建築するスタイルでゲームをプレイしてきた。
「オークの木」が生成している一帯を整地しつつ、住居・畑・飼育場などを増やして敷地を拡大しつづけてきたアルス。その結果、現在までに、“超巨大大木”をイメージしたツリーハウスにはじまり、羊毛で作られた自身の巨大像、村人を住まわせている家、白クマを住まわせるガラス小屋など、さまざまな建物を建築している。
オークの木々とランタンの灯火がシンプルに配された神秘的な森と住居は、遠くから見てもかなり印象的で、「駆け出しの魔法使い」というプロフィールにピッタリな風景になっている。にじさんじの同僚やリスナーからは彼女が居を構える一帯を「アルスの森」と呼ぶほどだ。
〈配信リンク:「#01【Minecraft】にじさんじ鯖で生きていく!!【アルス・アルマル/にじさんじ】」〉
道具や動物につけるネーミングも「どこかテキトーだけど、愛らしさを感じる」といったものが多く、そうして愛着の湧いた動物や村人を自身の敷地住まわせようと数時間にわたって悪戦苦闘することもしばしば。
『Minecraft』だけではなく、同じくにじさんじ内で開催された『ARK: Survival Evolved』のイベントでもやはり同様のプレイスタイルでゲームを楽しんでいる。飼育している恐竜や生きものを愛し、労り、時に罵り、急にデスポーンして消えてしまったときにはリスナーとともにしょげてしまう。その姿からは、彼女の愛情深い一面があることを感じられるはずだ。
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