ASUS(エイスース)の語源は「ペガサス」からって知ってた? 世界屈指のPCメーカーのトリビアを台湾本社で調べてきた!

ASUS台湾本社のトリビア

 先日、ASUSが2023年初夏モデルのノートPCを発表した。発表会の様子や各モデルの特徴などは、先行して公開した記事をチェックしてみてほしい。

 発表会は台湾にあるASUS本社にて行われたが、今回はASUSが主導する現地での発表会&社内案内ツアーに、日本のメディアを招待してもらったかたちだ。発表会が行われた本社は2019年11月に完成した新社屋で、その紹介も兼ねている。

 新社屋に日本のメディアが入るのは、今回のツアーが初めてとのこと。この記事では新社屋の紹介のほか、台湾で展開しているASUSの旗艦店を紹介する。

開放的かつ環境負荷に配慮した、快適な本社

 本社のロビーの床には、ペガサスのマークが描かれている。実は「ASUS」というメーカー名は、ギリシャ神話のペガサス(PEGASUS)から来ているそうだ。

 いわく「知恵と知識を象徴するペガサスは、インスピレーションの風に乗って新たなデジタル時代に生きる人々を豊かにしていく」とのこと。最先端のパーツや新技術をいち早く導入するASUSらしい由来だ。

ロビー左右の階段には、ASUSにとってマスターピースとなる製品が展示されている。

 BCNの調査によると、ASUSのマザーボードは17年連続19回目の年間販売台数シェア一位を獲得している(2022年2月時点での調査)。ノートPC、デスクトップPC、スマートフォン。いずれもASUSの重要な事業だ。

 また、新社屋はグリーンビルディングを意識した設計になっており、開放感や環境負荷軽減が意識されている。4月の台湾は半袖で過ごせるほど暖かく、外でのんびり過ごす人も多数見受けられた。

 なんと、ビルのテラスから見える位置に鳥の巣が作られていた。ビル周囲には多数の大型植物が植樹されており、野鳥の鳴き声も少なくなかったが、これほど自然との一体感があるとは驚きだ。タイワンオナガだろうか?

 ラウンジスペース。社内は全体的に電球色で照らされており、冷たいイメージを感じにくかった。窓からは多数の植物が見られる。

 さらに社員向けのエクササイズルームまで完備してあった。付近にはビリヤード台やエアホッケー台などもあり、気分転換もバッチリ。

 社員食堂はフードコートのようなスタイル。セブン-イレブンやスターバックス、モスバーガーといった日本でも見慣れたお店がテナント的に入居していた。

 社員が並んでいた人気店に筆者も並んで購入。牛肉ダシが香る香醇紅燒牛肉麵(写真左)と、麻婆豆腐などのセットを注文。エスニックな味わい、実に美味だ。

 

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