ヒカル、「YouTubeで日本一を目指すことを諦めます」と敗北宣言? ヒカキン越えの“新たな目標”に方針転換

 「YouTubeで日本一を目指すことを諦めます」。そんな一見すると“敗北宣言”ともとれるタイトルの動画を、YouTuberのヒカルが投稿した。

【心境の変化】YouTubeで日本一を目指すことを諦めます

 かねてより「日本一のYouTuberになる」と公言して憚らなかったヒカルだが、5月3日に公開した動画で「僕の中で心境の変化があった」とし、すべてにおいて日本一になるという目標を「諦めます」と宣言した。ヒカルは、喩え話としてボクシングの階級を持ち出し、「全階級制覇した人なんていない」とした上で、「それをYouTubeの世界で僕はやろうとしていた」と振り返る。また、すべての年齢層にリーチすることは不可能と判断し、「自分が得意とする20代、30代、40代の大人層に向けて動画を出したり、そこのファンが増えるような活動をしていったほうが会社としてもプラスやし、結果、俺自身の望んでる世界にそっちのほうが近いんじゃないかって思ったんですよね」と説明した。

 また、「僕の日本一の定義を変えます」とも。「YouTube上で1番物が売れる人が自分の中の日本一」と再定義し、「多分、俺もう日本一なんですよ」「実際僕が欲しい影響力って、大人に向けた影響力なんですよね。自分が関わってるサービスを広めたり、あとは経済を動かしたりとか。そういうのが僕は欲しくてYouTubeをやってきたんで。そこに関しては本当に贔屓目抜きで、客観的に見ても日本1位、どんだけ下に見ても日本2位くらいだと思うんですよ」と語った。加えて知名度に関しても、ヒカキンに次ぐ2番手に位置するYouTuberだと自己評価していた。

 さらにヒカルは「今後も僕は僕の中の日本一を追い求めます。タイトルには『諦める』と書いてると思うんですけど、これまでに僕が掲げてきた日本一を諦めるってだけで、僕の中の日本一は諦めないです」と述べ、「僕は知名度No.1になりたいんで。そういう意味ではヒカキンさんの知名度を超えたいなと思ってます」「今よりももっと自分の手掛けたものを広めたり、そういう力を増やしていく。ここに力を入れていきます」と、方向性を示した。

 では、具体的にどんな数値目標を追っていくのだろうか。ヒカルは、2つのマイルストーンを提示した。1つ目は、ライブ配信サービス「ツイキャス」における同時接続数のアベレージを1万人にすること。2つ目は、YouTubeにおいて自分の関わる商品およびサービスの宣伝が入るなどビジネス要素の強い動画を出しながらも、アベレージ再生回数を100万にし、それを少しずつ伸ばしていき、最終的に200万再生まで到達すること。以上を、当面の目標とした。

 最後に「俺の火はまだまだ消えていない」と闘志を燃やすヒカル。タイトルでは「YouTubeで日本一を目指すことを諦めます」としながらも、その実、ファイティングポーズは全く下げていなかったというわけだ。

 昨今、人気TikTokerの参入によって、日本国内におけるYouTubeのチャンネル登録数ランキングに大きな変動が起きている。また、ショート動画の隆盛も相まって、かつてのようにチャンネル登録者数や再生数の多寡だけで、YouTuberの優劣を決められなくなっているという現状がある。そんな中で、自分が思う「YouTuber日本一」を再定義し、ビジョンを掲げ直したヒカル。“YouTubeのカリスマ”が今後、どのような活動を展開し、多士済々のYouTuber界においてその存在感を示していくのか。引き続き、注目していきたい。

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