「AIひろゆき」が、スパチャ配信を実施 AIアバターによる日本初の事例に
株式会社CoeFontと株式会社AIdeaLabが共同で開発したAIアバター「AIひろゆき」が、4月13日18:00より、2回目となるYouTube生配信を行う。日本で初めての試みとなる、スーパーチャットに対応する形式で実施される。
「AIひろゆき」は、AI技術を活用し、人が関与することなく、すべて自動で、質疑応答に応えることができる、ひろゆき氏のAIアバター。実在する人物をAIアバター化するのは、日本国内では初めての試みとなる。この取り組みは、AI音声の開発を手がけるCoeFont社とAI画像生成等の開発を手掛けるAIdeaLab社の共同プロジェクト。AIアバターの自動対応するためのテキスト生成は、ChatGPTにも使用されているGPT-4を活用している。
2023年3月16日に6時間耐久のテスト配信が行われた「AIひろゆき」。そこで得た知見を活かし、アップデートが行われた。また、一般公募した4000件を超える学習データをテキスト生成AI「GPT-4」にさらに学習させることで、より自然で、より「ひろゆき氏らしい」対話が可能となったという。
また、「AIひろゆき」のYouTubeライブ配信やアーカイブ映像も含めた総視聴時間が、1日で8,000時間を突破したことで、ライブ配信のスーパーチャット機能が利用可能に。日本初となるAIアバターによるYouTubeのスパチャ生配信が実施される。
「AIひろゆき」が視聴者からのスーパーチャットおよび切り抜き配信で得た収益は、ひろゆき本人に還元され、一部はAIひろゆき運営にも利用される。また、AIひろゆきのチャンネルでの配信は、切り抜き動画も許可されており、申請フォームより切り抜きチャンネルの申請が可能だという。