『恋ステ 2023春~Sweet Orange Memory~』5話ーー関西女子が男子を落とすテクニックが判明? “強引”な行動が恋心に火をつける
親友と好きな人が被った……恋愛も友情も維持する秘訣は?
今回、いちばん注目を集めているのが、いちか(木場苺花)×ここな(久保湖波)のライバル関係。まさか、同じ高校に通う仲良しコンビの好きな人が被ってしまうなんて……。しかも、『恋ステ』はふつうの恋愛とはちがい、意中の相手に会えるのは週末のみ。限られた時間だけで愛を伝えなければならないので、親友だからといって遠慮はしていられない。じょうしん(西野成真)をめぐるトライアングルデートでも、いちか & ここなは激しい恋のバトルを繰り広げていた。
それでも2人は、“それはそれ”、“これはこれ”、としっかり割り切っている様子。じょうしんの前では正々堂々と戦うライバルになるけど、彼がいない時は元の親友同士に戻る。「(じょうしんとの)身長差やばない?」「好きって感じ」なんて惚気話をし合っているのだ。事情を知らない人が聞いたらただの恋バナだが、2人とも同じ異性のことを話しているのが面白い。
いちか & ここなが気まずくならなかった理由は、やっぱりすべてをさらけ出しているからだと思う。中途半端に気持ちを隠していたら、ここまで“ネタ”っぽくすることはできなかったはず。好きな人が被ったことさえも、2人共通の“ネタ”に変えてしまったからこそ、一緒にいる時間を奪われたことも奪ったことも、笑って話すことができたのだろう。「2ショットしてる時に、割り込んでくるし!」などといじり合える関係で、本当によかった。
そんな2人に奪い合われているじょうしんは、いちか・ここな・りん(池ノ上りん)の間で揺れ動いているようだ。りんを選んだら、いちかとここなの友情に亀裂が入らなくてすむ。しかし、りんはしおん(市原志音)とそうた(小田颯太)からも想いを寄せられているため、じょうしんにとってはどちらにせよ波乱の展開になりそうだ。実姉・西野未姫から、「会えない時間が恋を生む」とアドバイスを受けていたじょうしん。次の週末が来るまでの5日間、いちばん“会いたい”と思う相手は誰なのか。