――「Pococha」を通してこれから挑戦したいことはありますか。

クリス：「Pococha」での音楽活動をオフラインにも繋げていければいいなと思っていますので、リスナーさんにもぜひライブの現場に来てほしいですね。「Pococha」のなかのことで言うと、特に上を目指したいという気持ちはないんです。リスナーさんに一番楽しんでもらえるライブ配信ができればいいと思っているので、ランクはそんなに気にしていないんですよね。これからもリスナーさんと一緒に音楽を楽しんでいけたらと思っています。

――リスナーさんといい関係を築いていることが伝わってきます。では、「Pococha」を始めて嬉しかったことがあれば教えてください。

クリス：「Pococha」を始めて1年くらいになるのですが、喋ることが苦手な自分が、こうして長く続けられたこと自体が嬉しいですね。先日、ライブ配信中にふとそのことに気付いて嬉しくなりました。あとはリスナーさんが実際にライブに足を運んでくれることも嬉しいです。特に告知などはしないのですが、リスナーさんのほうから日程を聞いて、「行きたいです」と言ってくれるんです。

――一方で、壁にぶつかったことや大変だったことはありますか。

クリス：「Pococha」以外の仕事が忙しく、ライブ配信との両立が難しいことです。いまは仕事の合間をぬってライブ配信をしていますが、やはり長期間ライブ配信をしないでいると、リスナーさんの気分も落ちてしまって。仕事との両立やライブ配信のスケジュールの確保がいまの課題ですね。たとえ短い時間でも、急遽できることになったときはライブ配信をしていますが、いまより良い方法がないかと探しているところです。

――忙しいからこその悩みですね。ではリスナーさんに支えられていると感じることがあれば聞かせてください。

クリス：気分が落ち込んだり体調が悪いときに、表には出していないつもりですが、それにさりげなく気付いて応援してくれたり、優しい言葉をかけてくれたりすることがとても励みになっています。リスナーさんのお陰で頑張ろうと思えますね。

――音楽活動も含めてこれからどんな活動に力を入れていきたいですか。

クリス：「Pococha」をはじめたことで、ひとつ自分の殻を破れた気がしています。実はこれから新しいプロジェクトがはじまるので、そこでもっともっと新しいことに挑戦していきたいと思っています。

――それは楽しみです。「Pococha」を始めて人生においての変化はありましたか？

クリス：世界が広がりましたね。始めるまでは、ライブ配信についてあまり知らなかったのですが、いまは「Pococha」を通して、ライブ配信の世界にもいろいろな人がいるということを知れましたし、視野が広がりましたね

――では最後に、あなたにとっての「Pococha」とは？

クリス：以前のインタビューでもこの質問があることを拝見していて、すごくたくさん考えたのですが、明確な答えはわからなくて。ですが、先程も少し話したように「Pococha」がオンラインとオフラインをつなげる大事な架け橋になったらいいなと思っています。

■クリス
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