『今日好き 卒業編』1話ーーりょうかにみるき......伝説級のメンバーが集合 早くも一目惚れ宣言が飛び出す
いさ、くにはる、きさき……『今日好き』人気メンバー集結!
毎年のようにこう言っている気がするし、毎年のように落ち着きなく盛り上がってしまうのだが、こんな凄すぎるメンバーが集まって恋をして、そこから結ばれるものがいるとしたら、どう転んでもビッグカップルになってしまう。そんな『今日好き』の今年度の集大成となる『卒業編2023』がいよいよスタート!
旅の舞台は、シンガポール。通常シーズンとは異なり、特別な3泊4日の旅程であるほか、最終告白は男子からというのが現状で明かされている情報。どうしたらここまで歴戦のメンバーを集められるのか聞きたくなってしまうくらい、見る人が見れば卒倒しそうなラインナップには、昨年度の『秋桜編』『花梨編』からいさ(北本要世)、今年度最初の『初虹編』からくにはる(國本陽斗)、『プーケット編』『沖縄編』からきさき(寺島季咲)らが集結。彼らを『今日好き部』や番組スピンオフ企画ではなく、『今日好き』本編でまた目にできる感動は桁違いだ。
えだはる、りょうかに“一目惚れ”を宣言
本稿ではまず、前回の『サムイ島編』からの継続メンバー・えだはる(大枝晴大)に特筆して振り返ってみたい。同シーズンには、『今日好き』参加前から好意を寄せていた相手と接近するも、さまざまな不運に見舞われて手痛い失恋を経験したえだはる。そんな彼にも新たな恋が。相手は『朝顔編』からの継続メンバーであるりょうか(折田涼夏)である。
実は、りょうかは最初の集合時には顔を見せず、少し遅れたタイミングで登場。こうした“追加メンバー”のような登場シーンも『今日好き』の定番だし、何よりその姿が現れたときのインパクトはひとしお。
えだはるはすぐさま、りょうかと2ショットに(彼女がまだキャリーケースを抱えたままだったくらい、本当に性急なスピード感だった)。『サムイ島』でこそキザな一面を見せていたえだはるだったが、りょうかを前にすると同い年にも関わらず思わず敬語になってしまう。彼女の方から呼び捨てを求められても「り、りょうかちゃん……」と緊張から思いきれず、りょうかも大爆笑。さらには、第一印象で気になる相手があまりいなかったと明かした後に「顔がキレイ」「130点!」と、彼女のビジュアルをとにかくベタ褒めするばかり。久しぶりに、ニヤケ倒しな『今日好き』が帰ってきた。
最後には「なんか、ときめきました」「一気に気になる人になっちゃいました」「なんかいま、ワクワクしています」と、ひと月前の憑き物が取れたかのように清々しい笑顔を見せるえだはる。思えば『今日好き』とは、運命の恋を新たに“見つける”恋愛番組。もちろん、積年の想いを抱えて、すでに顔見知りの相手を追いかけるのもまた面白いものだが、ここで新たに出逢う、なんの関係性もないくらいの距離感の方が、気楽に恋をできるものだろう。前回の『サムイ島編』ダイジェストでの筆者のコメントを覆すようにはなってしまうのだが、相手のことを知りすぎ、想いすぎるというのもまた心の重荷になってしまうのかもしれないと改めて気付かされた。
また、ここで印象的だったのが「軽く、一目惚れ」というえだはるの何気ない一言である。“一目惚れ”って、『今日好き』ではあまり聞かなくないだろうか。ほとんどのケースで使われるのが“気になる”という言葉。筆者は『今日好き』メンバーに対して、過去に何度かインタビューをしたことがあるのだが、彼らはたとえ“一目惚れ”をしていたとしても、あまりその言葉を選ぶことはなかった気がする。
何が言いたいかというと、決して両者は同義ではないながらも、えだはるは“気になる”をさらに具体的に言い当てた“一目惚れ”という言葉を見つけた。このストレートな言葉選びは、“気になる”を使う他メンバーよりも相手の印象に強く残り、りょうかの心を掴むのではないかということである。
ちなみに、肝心のりょうかが第一印象で気になった相手というと、同じ“はると”でもくにはるの方。えだはるのまたしても波瀾万丈な旅が幕を開けた。