竹原慎二、炎上経験のある竹之内社長に“鉄拳制裁” 誹謗中傷のコメントに苦しむ心を鍛える

 プロボクシング元世界チャンピオンの竹原慎二が、自身のYouTubeチャンネル「竹原テレビ」を更新。りらくる創業者で、T’sインベストメント会長の“竹之内社長”こと竹之内教博氏とコラボし、話題を呼んでいる。

竹原が久々のスパーリングで大暴れしました

 竹之内氏は、“ガーシー”こと東谷義和氏に金銭トラブルを暴露されて炎上。出演していた「令和の虎CHANNEL」を降板する事態となった。今回、コラボするようになった経緯は「本当のことはよくわからないですけど、向こうのスタッフから連絡があって、竹原さんに鉄拳制裁して頂きたいということで」というもの。竹原は竹之内氏の状況をよく理解していないものの、とりあえず到着を待つことに。

 対面を果たすと、まず竹原は「元々、何をやってたの?」と質問。「りらくるというマッサージをやってました」という答えが返ってくると、「俺、よく行ってたよ。そこを経営してたの? 今、何歳ですか?」と興味深さそうに竹之内氏のプロフィールを探っていく。また、話の途中で竹之内氏がりらくるをおよそ270億円で売却したことがわかると「奢って」とおねだり。ジムは笑い声に包まれていた。相変わらず、チャーミングな魅力を持っている竹原だ。

 そんな竹之内氏はおよそ2年前にYouTubeチャンネルを開設し、順調にチャンネル登録者数を伸ばしているものの、ここ最近は「辞めたい」と悩んでいるそうだ。どうやら誹謗中傷のコメントに嫌気が差している様子。そんな竹之内氏の心を鍛えるべく、竹原がスパーリングを行うことに。

 竹原は左しか使わないというハンデを設ける中、竹之内氏は懸命に汗を流しながら、攻撃を仕掛けていく。もちろん竹原は力を加減しながら、鉄拳制裁も行い、拳を交える2人。スパーリング後に竹原は「(今日のように)真剣に殴り合うんじゃなくても、ジムに行って、絶対に体を動かした方がいいよ。(君は)病んでるんだから、ストレス溜まってるんだから」と力を込めて、語った。

 すると竹之内氏は「昨日まで本当にYouTubeを止めようと思っていたけれど……」と心変わりがあったことを明かす。これを受け、竹原は「90%のアンチが居ても、10%が応援してくれてると思えばプラスだから。考え方一つだよ」とコメントした。竹之内氏の表情も明るくなり「竹原さんのおかげでもう一回やる気が出ました」と言いながら、固い握手を交わした。

 竹原は過去、自身のYouTubeチャンネルで、竹原を舐め切っている喧嘩自慢の若者と拳を交えたことがある。元WBA世界ミドル級王者の竹原に当然敵うわけがないのだが、共に汗を流し、竹原の強さをわからせることで、若者の心を入れ替えた。スパーリング前の姿は舐め切っていたのだが「強い、早い、見えない……」と竹原に圧倒されたことを明かし、最後は「ありがとうございました!」と礼儀正しくなっていた。

 この「ガチスパーリングで鉄拳制裁」企画で竹原は、相手にちゃんと攻撃を出させてボクシングを体験させた上で、ケガしない程度のパンチを繰り出している。これぞ、ボクシングの魅力を伝えていこうとするプロの姿で、時折相手の良いところを褒める懐の深さも感じさせる。力と優しさで包み込んで、若者を正しい道に導いてあげる姿勢に感動すらもらえるのだ。

 なによりスパーリングを終えた後、リングには笑顔の男たちの姿がある。竹原の器の大きさに皆が魅了されている証拠だろう。動画の内容が気になる人はぜひ、チェックしてみよう。

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