お別れのキスで号泣「こんな貴島明日香の姿、二度と見れない」 相性抜群の“15歳差夫婦”、感動のラストシーンを飾る 『私たち結婚しました 4』最終話
久保田&貴島、別れを惜しみながら“シンデレラキス”
夫婦として過ごす最後の日。久保田&貴島の“ゆうあす”夫婦は、この日もお酒が止まらない。カレーを作りながら、飲み。食べながら、飲み。居酒屋で、飲み。夜景を眺めながら、飲み……。スタジオ陣からは、毎回のように「また飲んでる!」とツッコミを入れられていたが、15歳の年の差を乗り越えられたのも、お酒好きという共通点があったからこそ。お別れまであと1時間というところでも、「飲むしかないか!」と笑い合う2人が尊かった。
「今日、あなたの妻はシンデレラです。午前0時、以下の場所まで迎えに来る車に妻を乗せてください」
“ゆうあす”夫婦に課された最後のラブミッション。シンデレラと同じで、午前0時を迎えた瞬間に、“結婚”という魔法も解けてしまう。幸せな時間を噛み締めながら、久保田をじっと見つめる貴島。スタジオMCの三浦翔平が言うように、「これが、ドラマでは撮れない恋の顔」なのだろう。
「こんな貴島明日香の姿、二度と見れないぞ!」
共演経験のあるチョコレートプラネットの2人が驚くほど、別れを惜しんで泣きじゃくる貴島。久保田は、“年上夫”としてしっかりしないと……という気持ちがあったのだろうか。「大人、いま耐えてるから」と必死で笑顔を作っていたが、最後には大粒の涙をこぼしていた。
いつも、『わた婚』シリーズは最後のキスがいちばん美しい。ラブミッションでするキスではなく、お互いが自発的に“したい”と思ってするキス。“ゆうあす”夫婦も、もう触れられなくなる唇に、すべての気持ちを託していた。
照れ屋さんだけど、時にはびっくりするくらい大胆。気遣いもできる頑張り屋さん。負けず嫌いの甘えん坊。久保田が最後に送った手紙には、貴島のパブリックイメージの裏にある本質が綴られていた。自分よりも自分のことを理解して、すべてをひっくるめて愛してくれる人がこの世に存在していることが、どれだけ支えになるか。
そんな久保田が、最後に送ったのは“ゆでたまごキット”。なんでもできそうな彼が、ゆでたまご作りに失敗したあと、「そーっと入れたのに!」と口を尖らせていたことを思い出し、クスッと笑ってしまった。思えば、2人の距離がグッと縮まったのも、あの“中華スープ事件”からかもしれない。
2人にしか分からない独特なツボがあったり、お酒を飲みたいと思うタイミングが一緒だったり……。“運命”なのでは? と思うくらいに、相性がよかった“ゆうあす”夫婦。期間限定の結婚生活は終わってしまったが、2人で過ごした日々は、永遠に輝き続けるはずだ。