甘え下手な貴島明日香が夫と自然にキスする関係性も築いた『わた婚 4』 “期間限定の結婚”だからこその別れの切なさ

『わた婚 4』“期間限定”だからこその切なさ

 “期間限定”の結婚生活には、終わりが来る。

 分かってはいるけれど、やっぱり切ない。ABEMA『私たち結婚しました 4』(以下、『わた婚』)で“夫婦”になった2組も、最終話に向けて別れの準備が始まっている。

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 まず、久保田悠来&貴島明日香の“ゆうあす”夫婦。シリーズ史上最大の15歳差の年の差婚ということもあり、そもそも話が合うのか? 先輩後輩という壁を取っ払い、“夫婦”になることができるのか? と勝手に心配してしまっていた。

 けれど、いまではラブミッションいらずの夫婦に成長した2人。当たり前のようにボディタッチをしたり、キスをしたり。年上夫の久保田のリードで、甘え下手な貴島がどんどん心を開いていく。“ゆうあす”は、夫婦としての距離を縮めるのが本当にはやかった。

 そんな2人が心の距離を一気に縮めたのは、第8話の新婚旅行でのこと。「完璧主義気味なのに、追いつかない……」と吐露しながら流した貴島の“涙”に、驚いた視聴者も多かったのではないだろうか。共演経験があるチョコレートプラネット・長田庄平も、「負けず嫌いだから、人前であんな涙を見せないと思う」「だいぶ、気を許しているってことだと思いますよ」と分析していた。

 出会って間もない相手に弱さをさらけ出すのって、かなり勇気がいることだと思う。そして、さらけ出せる場所になってあげるのも、簡単なことではない。最初から、“結婚=相手のいちばんの味方になること”と語っていた久保田は、その宣言のとおり、お互いの精神的支柱になれるような関係性を築き上げた。

 第9話では、残りわずかとなった結婚生活を噛み締めるかのように、「最後までよろしくね」と想いを伝え合いながら抱き合っていた2人。最後の日は、観ているこちらまで号泣してしまう気がする。

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