ヒカキン、はじめしゃちょー、東海オンエア、新世代が大集結! 『YouTube Fanfest Japan 2022』を振り返る

 大きな拍手と歓声とともにステージに登場したのは、昨年12月にチャンネル登録者数1000万人を達成したはじめしゃちょー。コムドットのゆうたとうらた、サワヤン兄弟、水溜りボンド・カンタ、Lazy Lie Crazy・ともやんと結成したバスケットボールチーム「クリエイターオールスターズ」のユニフォーム姿で登場した。

 衣装がユニフォームである理由を知らず、「ほんとなにも知らなくて。いまヤバいです」と不安を口にするはじめしゃちょーにはこの日、YouTubeがあるサプライズを用意。YouTubeは登録者1000万人突破のお祝いとして、『SLAM DUNK』の名場面とはじめしゃちょーの過去動画を掛け合わせたコラボ動画を制作し、その動画がお披露目された。

 コラボ動画が流された後には、ヒカキンがボールを突きながらステージに。すると、「はじめしゃちょー ジャンプシュートチャレンジ」と題した一発勝負が始まった。ヒカキンからパスを受け、ゴールに向かってシュートを打ったものの、残念ながら1発成功とはいかなっかったはじめしゃちょー。4本目でようやくシュートを決めると、「1本目で決めたかった」と悔しがる様子を見せるも、「楽しかった」とステージを去った。

 直後には、「国内トップトレンド動画」の6位に「【100分間】新世代YouTuberたちvsシルクロードで本気の鬼ごっこした結果!?【フィッシャーズ】」がランクインし、この動画の切り抜きが「国内トップショート動画」の1位に輝いたフィッシャーズが登壇。ステージにはダーマを除く5名が登壇した。ダーマは今年長年勤めていた会社を辞め専業YouTuberに転身。今回、不参加の理由は「YouTubeを(本格的に)やって日が浅いので、まだこの舞台は早いんじゃないかな」と語られた。

  今年じゃんけんを禁止しているシルクロードは、来年に大規模なじゃんけん大会を開催する予定があることを示唆。そこで、今回はその予行練習として観客1500人を巻き込んだじゃんけん大会が開催された。 ルールはシルクロード以外のメンバーと観客が5回じゃんけんし、残った人数が5名以下であればフィッシャーズが勝ちというもの。

 しかしじゃんけん大会の終盤、ンダホの呼びかけで客席からダーマが登場。フィッシャーズの仕掛けたプチドッキリに会場は大いに盛り上がった。気になるじゃんけんの結果は、観客が7人ほど残り、フィッシャーズの負け。来年については、「トップチャートにのる機会だったり、またここに来られるように」と抱負を語り、大規模な企画を計画していることをシルクロードが明かした。

 イベント終盤には、7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTの「Bye-Good-Bye」のパフォーマンス映像が流された。「国内トップ音楽動画」に映画『ONE PIECEFILM RED』の主題歌「新時代」をはじめ、劇中歌「逆光」「ウタカタララバイ」「私は最強」の4曲がランクインしたAdoも音声出演。4曲がチャートインしたことに、「まさか4曲もランクインなんて、こんなビックリすることがあるか」と驚きを隠せない様子を見せたAdo。来年については、「健康に生きていきたいと思います」とコメントを寄せた。

 そして約2時間に及ぶイベントのラストを飾ったのは、SEKAI NO OWARI。「国内トップ音楽動画ランキング」で1位にランクインした「Habit」を生パフォーマンスし、ダンサーと息の合ったダンスで観客を魅了した。終了後には、Fukaseとのコラボ動画が「国内トップトレンド動画」の1位を飾ったヒカキンがステージに上がり、「俺よくこれ踊ったな」と、改めてダンスの難易度に感嘆した様子を見せた。

 出演者全員がステージに揃うフィナーレでは、東海オンエアのてつやと虫眼鏡もようやく観客の前に登場。てつやは、「数年ぶりの有観客の『YTFF』に出て、まさか出なかったことが思い出になると思いませんでした」とコメント。「また来年の『YouTube Fanfest』でお会いしましょう」というハリー杉山の声とともに、3年ぶりの有観客開催となったイベントは終了。出演者がステージを後にする際には、会場内外からの中継を担当したフワちゃんがステージ袖に姿を現し、最後まで観客を楽しませた。

画像提供:YouTube

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