ヒカキン、はじめしゃちょー、東海オンエア、新世代が大集結! 『YouTube Fanfest Japan 2022』を振り返る

『YTFF 2022』を振り返る

  次に登場したのは、「国内登録者増加クリエイター」の1位に輝いたVTuber・壱百満天原サロメ。今年5月に鮮烈なデビューを飾ると、その14日後にはチャンネル登録者数が100万人に到達。以降は所属するにじさんじを含め、バーチャルクリエイター界でも圧倒的な人気を誇っている。

 ステージ上では“お嬢様を目指す”サロメに、本物の高級品を見極める目利きクイズをヒカキンが出題。この目利きクイズは壱百満天原という名前にちなみ、負けると“サロメ札”100万円分を会場にばらまくというルールだったが、サロメは2問目でまさかの不正解。客席に向けてサロメ札が撒かれると、「せっかくここに立てたのに、エモいことも言えずにただお金を没収されただけ」と笑いを誘った。

 YouTubeは、9月に「#ショートな青春」と題したファン参加型のキャンペーンを展開。コムドット、平成フラミンゴ、くれいじーまぐねっとがショート動画を盛り上げた。今回の『YTFF』には、この3組が揃って登場。チケットを手に入れた幸運なファンたちが客席で応援用のうちわを振り、アイドルなみの人気を知らしめた。

 ステージ上では、ファンが制作した推し活動画の中に、ひとつだけ紛れているフェイク動画を当てるクイズが行われ、キャンペーンソングを歌ったP丸様。が企画説明を担当した。
10人はゆうた、あむぎり、RIHO、エアの4人による出題者とやまと、ひゅうが、うらた、NICO、UraN、浅見めいの6人による回答者に分かれ、チームで対決。出題者4名がそれぞれ選んだという動画の中に、ひとつだけ出題者の誰かが自分で作った動画があり、それが誰かを当てるというものだ。

 4本の動画が流されたあとに設けられたシンキングタイムでは、RIHOが怪しいとされていた中、回答者チームは最終的にゆうたを選択。やまとの「(シンキングタイム中に)気を抜いていた」という鋭い観察眼が光り、回答者チームが勝利。普段から仲の良い3組らしい、和気あいあいとした雰囲気で会場を盛り上げた。

 次に登場したのは、「国内トップトレンド動画」の5位と10位にランクインした東海オンエア。オープニングではなんと6人全員が遅刻。てつやが「場所間違っちゃったみたいで」と釈明し、メンバーがそれぞれ異なる場所から会場に向かった。途中、中継を挟みながら、イベントスタートから約1時間後にゆめまる、としみつ、しばゆー、りょうがステージに登場。タクシーを使ったゆめまるとリムジンで移動したりょうが爽やかに登場する一方、走って会場入りしたとしみつとしばゆーはネクタイを巻くこともままならず、ランニングウェアにジャケットを羽織った状態で登壇した。

 自転車で移動していたてつやと虫眼鏡が出演時間に間に合わなかったことに、ゆめまるは「ファンに申し訳ないわ」とコメント。りょうは「本当に間に合わないパターンあるんだね」と驚きを見せたが、そのままてつやと虫眼鏡は登場することなく、持ち時間が終了。
まさかの出来事に「ここ(ステージ)に居座ってやるからな」とゆめまるが冗談を飛ばし、ステージを後にした。

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