人気TikToker集団・午前0時のプリンセスに見る、ネクストブレイクを狙う令和のバズり方

ネクストブレイクを狙う、次世代のYouTuber

 午前0時のプリンセスは、TikTokで獲得したファンをYouTubeへ持ち越そうと奮闘中だ。また、きょうか姐さんこと、神堂きょうかもTikTokだけでなく、YouTubeでのファン獲得を目指している。

鬼滅の刃一番くじで思わぬドラマがありました【一番くじ】

 神堂きょうかは、ソロでTikTok黎明期よりショート動画を投稿している。動画の内容はジャンプ系の漫画のオタ活動画やバズった動画を実際に試す検証動画を中心としており、推しの漫画に多額のお金を落とすことを厭わない姿勢や、普通の人が気圧されてしまうような検証をあっさりやって退ける度胸の良さが人気の要因だ。 彼女は芸能界を夢見てSNSで発信しており、現在のチャンネル登録者は48万人を誇る。(2022年11月24日時点)最近は宮迫博之とコラボしたことにより、より芸能界が近づいたのではないだろうか。今後も夢を追う彼女の活躍から目が離せない。

 そして知名度的には、まだ知る人ぞ知る存在である3人組YouTuber、あいまいちょこらんたん。チャンネル登録者は4万人(2022年11月24日時点)だ。彼女たちは、超人気YouTuberである平成フラミンゴと同じ事務所に所属しており、長女みか、次女なーせ、三女えみの3人の同居生活の様子を発信している。

次女が初デートに大遅刻しました。

 楽しそうな日常をシェアする動画スタイルは、友達のような感覚を視聴者に与えてくれる。YouTuberがまだ動画投稿系男子と呼ばれていた時代の動画に近い、親近感が湧きやすく、没入感の高い動画に仕上がっている。時間の取り合いとも言えるYouTubeの世界において、夢中で動画を観てしまう没入感は大きな武器ではないだろうか。

 人との関係が薄れていく最中に、交流を目的にSNSが繁栄していった平成の時代。時代の経過と共に情報発信の場となり、今ではそれが発展し、インフルエンサーを生み出すメディアとしてエンタメになりつつある。SNSの活用方法も人それぞれ、個人にあった利用が今の時代らしさを感じられる。そんな”令和のバズり方”も人それぞれ、多様性が必要なのかもしれない。

コムドットと平成フラミンゴ、1年ぶりのコラボが平均200万再生の大ヒット 年内400万人まで残り30万人

新世代YouTuberとして勢いのあるコムドットと平成フラミンゴが、コラボウィークを実施し多くのファンから反響を集めた。 平均…

関連記事