大迫力のポータブルスピーカーを様々なシーンで使える 『Tribit StormBox Blast』が自宅・アウトドアで大活躍のわけ

自宅・アウトドアで大活躍のポータブルスピーカー

 音楽ストリーミングサービスが浸透したことで、以前よりも音楽を身近に感じるようになった。

 ワイヤレスイヤホンも多様なものが登場し、好きなときに好きな音楽を好きなだけ聴くことができるようになったが、より良い音質で迫力のある音から繊細な音まで楽しみたいという欲もある。

 『Tribit StormBox Blast』は小さな音から大きな音まで、バランスのとれたサウンドを実現したスピーカーだった。自宅でキャンプでスタジオで、あらゆる場所に行って使ってみたので紹介していきたい。

低音だけでなく中・高音域も繊細に表現する『Tribit StormBox Blast』

『Tribit StormBox Blast』

 『Tribit StormBox Blast』はBluetooth5.3に対応し、6,600mAhの大容量バッテリーを搭載したポータブルスピーカー。スピーカーの持ち運びとなると考えなければならないのが電源の供給。コンセントのある場所やコードの長さまで考えるとスピーカーを持って行くのが面倒だなというのが正直なところだったが、『Tribit StormBox Blast』はそんな悩みを払拭し、音楽をどこでも楽しむことができるだけでなく、スピーカーからスマートフォンの充電もできるのだ。

 また、『Tribit StormBox Blast』は国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP 2023」にて金賞も受賞している。専門誌など多数のメディアで活躍するプロの審査が行われるVGPにて評価されていることもあり、機能性だけでなく、音質の良さも定評がある製品だ。

 早速、音楽ライブも行われるbar&スタジオに持ち込んでみた。LEDライトは音楽に合わせてリズミカルに点灯し、クールな印象。音量の上下でもLEDライトが光るため、遠い場所にスピーカーを置いていても視覚的に操作を確認することができる。

 再生してみると、最大音量でなくとも部屋の隅まで中音域や高音域がはっきりと、それでいて繊細な音まで再現できており聴きやすい。試しにJ-POPの人気曲を聴いてみると、ボーカルははっきりと、バンドやシンセ系は厚みがありながらも繊細な音まで表現し、音の広がりが良いと感じた。

 31mm高音域用のツイーターが2基、101mm低音域用のウーファーが2基、さらに低音を増強するパッシブラジエーターを2基組み合わせているので、最大90wの大出力でありながら歪みを最小限に抑えたバランスの良いサウンドになっている。

 「Xbass」ボタンを押せばサイズを超えた大音圧と深みのある重低音が響いた。Tribit独自のXbass技術も楽しめるのだ。ポータブルスピーカーでありながら、迫力のあるサウンドが部屋の隅々まで届けることができる。

ステレオモードで映画・音楽鑑賞をもっと臨場感あるものへ

 単体で聴いてもその音質の良さに感動したが、驚いたのはステレオモードだ。2台をBluetooth接続することでステレオ再生が可能となり、より立体感・臨場感のある音楽を楽しむことができる。

 2台になってもそれほど変わりはないだろうと思っていたが、その臨場感あるサウンドで、実際に試聴してみた映画も見入ってしまった。音楽もずっと聴いていたいと思うほど没入感がある。

 また、接続速度と安定性を向上したBluetooth5.3により、最大約36mの伝送距離で超低遅延の同期を実現。音飛びや音途切れなどでストレスを感じることもなく、筆者が使っていた限り接続が不安定だと思ったことは一度もない。

 iPhoneやAndroidなどのすべての機種に対応しており、一度ペアリングをすれば次回以降は電源を入れるだけで自動接続してくれるのも便利だ。

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