2022年9月、YouTube MusicとYouTube Premiumのユーザーが、トライアル会員を含めて全世界で8000万人を突破した。昨年発表時点の5000万人から3000 万人も増加したことになる。

　今年9月には、音楽業界への60億ドルの収益貢献を発表していたが、その30％はユーザー生成コンテンツ（UGC）によるものだった。

　ユーザーが増加した背景として、コンテンツの量が豊富であること、企業や通信業者、Googleサービスなどとパートナーシップを構築してきたことが挙げられた。

　YouTube Musicアプリは1億曲以上の公式楽曲だけでなく、ライブ演奏やリミックスなどの膨大なコンテンツがあり、動画のダウンロードや長時間の試聴可能。また、YouTube Premiumでは長尺のミュージックビデオやショート動画、ライブ配信、ポッドキャストなど、あらゆる音楽フォーマットを配信している。

　また、YouTube MusicとYouTube Premiumは提供開始以来、Samsungなどの企業や、SoftBank（日本）、Vodafone（ヨーロッパ）、LG U+（韓国）などの通信事業者、Google OneなどのGoogleサービスとパートナーシップを構築してきたことも大きい。