『沖縄編』は成立カップル続出の予感？　せいや＆れん、それぞれの新たな恋

　前述の声量対決にて、ほかにも気になったメンバーが。意中の女子を名指しし、ほとんど告白していた3名に対して、ある意味で抽象的にも思える目標を宣言していたせいやとれんである。どちらも第一印象で気になった相手にきさきの名前を挙げながらも、2日目を迎えたこのタイミングで、そんな“第一印象”とは異なる恋の予感が転がり込んできた。

　せいやはこの対決の直前、ひなこ（森日向子）から2ショットに誘われる。ひなこは第2話のダイジェスト記事にて詳しく振り返った通り、いまははるへの恋から立ち直り中。「結構ケジメがついて、新しい人と話したいなって」「誰と話したいかなって思ったとき、せいやくんと話したいなって」と、すべての男子が喜ぶようなキュートな言い回しで、自身の心境を教えてくれる。せいやを選んだ理由は、初日の顔合わせの際に目を見て話を聞いてくれたからとのこと。これまでの『今日好き』でも感じられたことだが、やはり顔合わせで気になる相手の顔をじっと見つめることは、後のチャンスへと大いにつながってくるようだ。

　とはいえ、派手な見た目に反して不器用な、“シャイなシャンクス”ことせいや。「小柄でかわいいね」と、スタジオから「親戚のおっさん」というツッコミが飛んできた珍コメントは、ひなこへの好感触を示しており、彼女との新たな物語にも決して興味がないわけではないようだ。現状、ひなこを追うライバルはほかにいないだけに、せいやのキモチ次第でこの恋の行方も大きく変わりそうである。

　一方、れんには旅の序盤から自身を一途に想ってくれるめい（畑中萌衣）の存在が。すると、このタイミングで「結構、めい（が好き）みたいな感じで正直思っていて」と、一気に状況が動いた。もちろん、めいは「れんくん以外おらんかな」と、このチャンスに畳み掛ける。れんはもしかすると、初日の夜に自身でキモチを整理し、この日の朝のタイミングではすでに、めいへの想いに気がついていたのかもしれない。とすると、前述の声量対決で「かわいい彼女」と、めいを名指ししなかったことさえ照れ隠しだった？

　そんな“101dB”では足りなかった恋の続編を描くように、ここでもめいと声量対決に。めいは得意の大声を活かして「もっとキュンキュンさせてー！」と、れんの何倍も上回る声量と想いの強さで遠回しなおねだりをしたり、れんのターンでは「かませかませ！」とヤジを飛ばしたり。『沖縄編』女子のなかでも、とくにナチュラルな人柄の彼女に、れんも接しやすいという印象を語っていたし、実際にこうした相手と付き合うのがいちばん気を張らずに楽しめるもの。めいと付き合うという選択、ぜひ推したいものだが。

【場面写真】『今日好き 沖縄編』3話ハイライト　

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