『今日好き プーケット編』まゆそらカップルインタビュー 離れ離れになって好きを確信。継続メンバーだからこその共感とは?

『今日好き プーケット編』まゆそらカップルインタビュー

 現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。10月10日に最終話を迎えた『プーケット編』では、そら(中野蒼空)×まゆ(高畑麻優)の“まゆそら”カップルが新たに誕生した。

 旅を続けるたびに女子人気が増していくそらと、“追う”と“追われる”という初めての板挟み状態に頭を抱えたまゆ。お互いに継続メンバーとして辛い経験も味わい、だからこそ共感できる部分もあったのだろう。晴れてカップル成立を果たしたいま、改めて『今日好き』参加以前のところまで時間を遡り、詳しい話を聞かせてもらった。(一条皓太)

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「僕らはやっぱり『プーケット編』での出会うのがベストだった」(そら)

ーー取材前におふたりの共通点を探すなかで、どちらも『今日好き』に初めて参加してから、次の旅に登場するまでワンシーズンを空けていることに気がつきました。そらさんは『皐月編』から前回の『セブ島編』、まゆさんは『小夏編』から今回の『プーケット編』の間ですね。なぜ、このような期間を空けて旅を継続したのでしょうか。

まゆそら

そら:正直に話すと、『皐月編』に参加したころは右も左もわからない状況だったんですよ。他のメンバーは気になる人にぐいぐいアプローチしているし、僕自身がすごく人見知りなので、みんなの輪のなかに入っていくだけで精一杯で。他のメンバーにずっと助けてもらったんですけど、旅が終わってからは後悔しか残っていなかったんです。だから、そうした自分がダメだと感じた部分を見つめ直したくて。時間をかけて成長できてから、改めて『今日好き』に参加しようと決断したのが、あの空白期間の理由でした。

ーー換言すれば、自分に納得するための“修行期間”だったわけですね。

まゆ:そんな理由があったなんて知らなかったよ。私はそらと少し違って、『小夏編』の旅を終えてから1カ月くらい、はる(新井谷悠)への失恋を引きずっていたんですよ。普通に生活していても「はるくん……」と凹んでいたくらい。でも、気持ちを徐々に切り替えて、新しい恋を探したいと思えたときに、ちょうど『プーケット編』に参加できたんですよね。

ーーでも、そうしたら……。

まゆ:はるくんが、まさかのプーケットにもいて(笑)。

ーー(笑)。『プーケット編』以前には、そらさんとまゆさんで、それぞれの活躍を画面越しに観ていたかと思います。当時のお互いの印象は?

そら:まゆは『小夏編』女子メンバーのなかでいちばんタイプでした! 僕は清楚な子が好きなんですけど、本当に素敵な子だなって思っていましたね。

まゆ:私もそらのことをずっとカッコいいなって感じていたよ。『セブ島編』で継続メンバーとして登場したときなんて「めっちゃカッコよくなってる!」って驚いたし。

ーーそらさんのカッコよくなるスピード感、もはや“成長”ではなく“進化”なんですよね。

まゆ:本当にそう! なんなら、そらが『セブ島編』の次の旅にも継続してくれることを期待している自分がいて。

ーーそれではもし、おふたりが『プーケット編』以前に出会っていたとしたら、カップル成立まで辿り着いていたと思いますか?

まゆ:え〜、どうなんだろう。でも、恋愛はタイミングが大切だよね。

そら:そうそう。僕自身、『セブ島編』ではあすか(清水あす香)がたくさんアプローチをしてくれたから、そこにしか意識を向けられていなかったし。僕らはやっぱり『プーケット編』で出会うのがベストだったんじゃないかな。

ーーとはいえ、旅の2日目に行なわれたグループ別行動では、ふたつの目的地のうちどちらかを選択する際、おふたりが離れ離れになる場面もありました。しかも、まゆさんにとってライバルであるりんか(横山莉華)さんが、そらさんとまさかの半日デート状態になってしまったり。当時、そらさんがなにを考えていたのかを改めて教えてほしいです。

そら:僕が離島でのフリータイムを選んだときのことですね。集合場所に向かったとき、女の子がひとりだけいるのは見えたんですけど、最初は誰だかわからなくて。ふたりで過ごすと決まった瞬間は衝撃でしたね。

ーーその場にまゆさんもいたら、ますますヒートアップしていたかもしれません。

そら:でも、まゆが離島でのフリータイムを選ぶかどうかを悩みすぎて、最後の方はもう何を考えているのかわからなくなっちゃって。最終的に、自分が楽しそうだと感じた方を素直に選んだだけなんです。

ーーそんな波乱の展開を乗り越えつつ、お互いにカップル成立を選んだ最終的な決め手はなんだったのでしょう。

そら:それこそ、まゆと離れ離れになったことですね。りんかとの時間も楽しかったのはもちろん、それでも「まゆはいま、なにをしているんだろう」と気になってしまって。そこでまゆを好きだと確信したんです。とはいえ最終日には、ライバルのだいな(松井大奈)と僕で気持ちが半分ずつだと言われてしまい。彼女を追いかけたい気持ちにまたスイッチが入りました。

まゆ:私は第一印象で気になったことと、そらくんの一途さを感じられたことかな。初日から気になってはいたけど、最後の2ショットでたくさん気持ちを伝えてくれたから「これからもそらくんと一緒にいたい」と思えました。

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