新登場『Apple Watch Ultra』、分解すると“壊れやすい”可能性が浮上?

 Appleが今秋、新たに投入した『Apple Watch Ultra』は一体どのようなガジェットなのだろうか。YouTubeチャンネル「iFixit」が分解動画を公開しているので一緒に観てみよう。

Apple Watch Ultra Teardown - Beautiful, Rugged, and Almost Repairable

 素材は航空宇宙産業で使用する水準のチタニウムを採用。筐体が巨大なだけに、バッテリーは542mAh・2.1Whと、『Apple Watch Series 8』の308mAh・1.19Whと比較して容量が倍近い。バッテリー駆動時間は最大36時間で2倍となっている。

 スピーカーもかなり大型化しており、通話音や音楽の再生音が大きくなった。これは、歩きながら音楽やラジオ放送を聴きたいリスナーにとっては嬉しい。

 価格は799ドル(税込124,800円)と、こちらも『Apple Watch Series 8』の59,800円(税込)より大きな金額になっている。さすが史上最大の『Apple Watch』。

 耐水性能は水深40メートルで泳いでも問題なく、筋金入りのダイバーに最適だ。

 初めて背面のネジが露出しており、アクセスできるようになった。そして『iPhone 14』シリーズ同様に前面と背面の両方から分解することが可能だ。この設計変更は「修理する権利」を意識したものだろう。

 しかし、時計は一つ一つのパーツが小さく、分解や組み立ては手の込んだ難しい作業だ。実際のところ、「iFixit」のCEOであるKyle Wiens氏は分解中にディスプレイを割ってしまった。

 修理しやすくなったとはいえ、壊れないのが一番。『Apple Watch Ultra』はスクリーンも大型化しており見やすくなっている一方で、硬いものによる強い衝撃を受けて破損することには注意が必要だろう。

(source)
https://www.macrumors.com/2022/09/26/apple-watch-ultra-teardown-ifixit/
https://www.macrumors.com/roundup/apple-watch-ultra/
https://appleinsider.com/articles/22/09/30/apple-watch-ultra-review-ambitious-aspirations
https://realsound.jp/tech/2022/09/post-1139256.html

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