『iPhone 14 Pro』で“カメラが揺れる”不具合? Instagram、TikTokなどで発生

『iPhone 14 Pro』で“カメラが揺れる”不具合発生

 人気の『iPhone 14 Pro』 と『iPhone 14 Pro Max』はリリースされたばかりだが、購入した端末を手に取った多数ユーザーから不具合が報告され、Appleが急きょ対応に追われている。

iPhone 14 Pro CAMERA Shaking/Vibration Issue // DEFECTIVE? // Fix iPhone 14 Pro Max Camera Issue

 YouTubeチャンネル「SlimothyTV」は、カメラ使用時に焦点がぼやけてスクリーンが激しく揺れ、ノイズを発している動画を公開している。動画撮影時点では原因がわからずに、解決策を模索している様子が見て取れる。

この症状は、Instagram、Snapchat、TikTokなどサードパーティのアプリで発生する場合があるという。『iPhone 14』上位機種は背面カメラが48メガピクセルと性能が格段に向上したことが売りになっていたが、この進化が落とし穴になってしまったのだろうか。

 スクリーンのブレと異音の印象はかなり強烈で、せっかく購入したばかりだが返品した事例も見受けられる。不良品か故障だと思うのも無理はないだろう。

 事態を重く見たAppleは、緊急に調査を行い原因がソフトウェアにあることを特定。数日後の9月22日にリリースされたiOS 16.0.2により、バグが改善することが報告された。

 ローンチしたばかりでの大きなバグだっただけにAppleも気を揉んだことだろう。まるでユーザーをテスター代わりのようにして、バグ報告が行われてから修正を行うことがあるが、発売直後の今回のタイミングと不具合の部位には頭を抱えていることだろう。

 思わぬところでつまずいてしまったAppleだが、原因がハードウェアではなく、iOSアップデートで対応できたことは、ユーザーにとっても救いだ。

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