渡辺直美、藤原さくら、ジェーン・スー……なぜいま“女性Podcaster”が注目されるのか?

なぜいま“女性Podcaster”が注目されるのか?

 この『ファミジワ』で藤原と日高は『Spotify』が支援するグローバルプログラム「RADAR ポッドキャスター」における、日本での第一弾クリエイターに選出されている。「RADAR ポッドキャスター」とは、Spotifyが新進気鋭のアーティストを支援するためのプログラムとして、世界15ヵ国の番組からそれぞれの国ごとに数組ずつのクリエイターがPodcasterとして選出されているものだ。『ファミジワ』を配信する藤原と日高は、日本から選ばれた3組の内の1組なのだ。

 Podcastプログラムは、決して女性だから人気が出ているわけではなく、紛れもない実力の賜物である。だが、他愛もない話をさりげなく面白くするスキルや、トーク相手と傾聴し合うことでフレンドリーな空気感を出せる魅力もあるのだと感じる。また、リスナーの聴取シチュエーションも「家事中」「趣味の作業中」「車の運転中」「歩いている時」と何かをしながら聴くという需要が高まっているため、気軽に聴くことができる雑談ベースの会話は、そういった状況とうまくマッチしているといえる。

 また、女性Podcasterが増えていくことは、女性リスナーにとっての共感の場の広がりやリスナーコミュニティが広がることに繋がっていくはずだ。こうした動きにより音声コンテンツでの活躍を目指す女性がさらに増えてくれると、我々リスナーもますます発掘する楽しみが増える。

 日本でもジワジワ広がるPodcast需要だが、アメリカでは既に多くの人が日常的に触れるほど市場が広い。人気YouTuberがPodcastプログラムも合わせ持つなどということも多く、芸能ニュースの爆弾発言の出どころがPodcast番組ということもしばしば。この先まだまだPodcastは日本で進化を遂げてくれることに期待したい。

引用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001043.000009214.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000035509.html

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