LGの最新ワイヤレスイヤホンにドルビーのヘッドトラッキング機能が搭載

LGのイヤホンにドルビーの機能が搭載

 8月7日、LGは『Tone Free』シリーズのワイヤレスステレオイヤホンの新製品2機種を発表した。両モデルともアクティブノイズキャンセルとUV殺菌を搭載している。

 発表された新製品の1つ目は『Tone Free T90』。

Tone Free T90

 先代の『Tone Free FP9』と同様、ケースはBluetoothトランスミッターとしても機能し、ルームランナーなどワイヤレス接続ができない機器にAUXケーブルを接続しての使用も可能だ。

 興味深いのは「Dolby Head Tracking(ドルビーヘッドトラッキング)」という機能だ。ドルビーがイヤホン専用に設計した機能で、T90sはこの機能を搭載した初めてのワイヤレスイヤホンにあたる。その体験について、LGはこう説明している。

 「Dolby Head Trackingはユーザーが頭を動かすと音を再調整し、より自然な体験を実現します。音楽を聴くときも、映画を観るときも、お気に入りのストリーミング番組を楽しむときも、ビデオゲームをするときも、自分がシーンの中心にいるように感じ、新しいレベルのオーディオの没入感を体験することができます。」

 参考までに他社のイヤホンを思い返すと、Appleの『AirPods』とBeatsのイヤホンはヘッドトラッキングに対応しており、Samsungの『Galaxy Buds Pro』、『Buds 2』、『Buds Live』も同様。Googleも2022年後半に『Pixel Buds Pro』に同じ機能を追加する予定だ。いずれの場合も、頭を動かすと音声が変化する。

 また、T90はアクティブノイズキャンセルを使っていない状態で最大9時間のバッテリー駆動が可能だ。

 2つ目のイヤホンはフィットネスやアウトドアを好む人向けの『Tone Free T80』だ。

Tone Free T80

 ワークアウトに特化したバッドと柔らかいシリコン製のフィンがついており、激しい運動中でもしっかりと耳に留まる。防水性能はIPX7で、T90sのIPX4からステップアップしている。ハイブリッドアクティブノイズキャンセルを搭載。バッテリー駆動時間は最大10時間の連続再生が可能で、現行モデルより若干長い。

 価格はどちらも未発表だ。発売は9月に予定されている。百聞は一見に如かずというが、早く音を聴いてみたいところだ。

(画像=LGより)

〈Source〉
https://www.theverge.com/2022/8/7/23295905/lg-tone-free-t90-tf8-announced-features
https://www.nextpit.com/lg-tone-free-t90-t80-wireless-earbuds-anc-uv-sterilization

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