『今日好き セブ島編』2話ーーじゅりを巡って2人の男子がバチバチの状態に……『皐月編』からの継続メンバーも登場
こたろう、『小夏編』の“お友だち感”抜きで本気の恋愛モードに
思い返せば、前回の『小夏編』でのこたろう(蓮池虎太郎)は、かつてのゆいなのポジションを譲られたかのようだった。関西仕込みの賑やかしキャラクターでありながら、新メンバーにも関わらず周囲を気遣い、最後にはぜん(内田禅)×おとは(たぐちおとは)の“ぜんおと”カップルの恋の立役者に。こたろうのフォローを受けたぜんは、彼から後日に「ぜんが幸せでよかった」と、人ができた祝福のコメントさえ贈られていたともインタビューで明かしている(その言葉に、おともは「いい男かよ~!」と漏らしていたほど)。
そんなこたろうが、じゅり(三浦寿莉)との2ショットでいよいよ本心を打ち明ける。「めっちゃ緊張すんねんけどさ、ちょっと手繋ぎたい」。先日、おおはる(大木遥翔)×ゆいなの“ゆいはる”カップルも、『小夏編』は“お友だち感”や集団での楽しさが先行して、手繋ぎなどボディタッチをするような空気感があまり感じられなかったとインタビューで振り返っていただけに、今回のこたろうを見ればその変貌ぶりを理解してもらえるだろう。継続メンバーとして『小夏編』から考えれば通算4日目の旅。とはいえ、旅の初日からこの展開はかなり大胆。こたろうの恋愛スイッチが、ついに本格的にオンになったようだ。
あくまで初日だけ盛り上がるような恋じゃない。手を繋ぐだけで満足していたら危ない。「今回、オレはじゅりにちゃんとキモチを伝えたい」「中途半端に終わらせたくない」と、一途になったこたろうは強い。彼の変化はおそらく、ライバルのゆうじろう(上野裕次郎)や、彼が第1話にてじゅりにプレゼントしたお揃いのネックレスなどがきっかけになったのだと思われる。
逆にじゅりの視点で考えれば、かつて自身が追いかけても振り向かなかった男子が、今度はこんなに迫ってきてくれているのである。普通ならば、この時点で彼よりな判定を下してしまいそうになるはず。こたろうはゆうじろうの想いを退け、彼の授けたネックレス以上に輝きを放つ、心のチェーンをじゅりの首に下げることはできるのだろうか。