2022.07.29 12:00

『今日好き。小夏編』ぜんおとカップルインタビュー　2人が目指す“ゆるっとカップル”とは？

文・取材＝一条皓太、写真＝MANAMI

　現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』（ABEMA／以下：今日好き）。7月11日に最終話を迎えた『小夏編』では、ぜん（内田禅）×おとは（たぐちおとは）の“ぜんおと”カップルが新たに誕生した。

　ぜんがボケて、おとはがツッコむ。そんな悠々自適で、もはや安定感ある関係性を、ふたりは取材の最後に“ゆるっとカップル”だと語っていた。彼らの織りなす涼やかな空気感を楽しむのはもちろん、こたろう（蓮池虎太郎）が恋のキューピッドとなった2日目グループ別行動の振り返りなど、微笑ましい内容を隅々までたっぷりと読み尽くしてほしい。（一条皓太）

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「こんなに想ってくれていたんだって、めちゃめちゃキュンキュンしました」（ぜん）

ーー『小夏編』第3話では、“今日好きのパパ”である井上裕介（NON STYLE）さんより「もう正直、視聴者にも断言しとくわ。ここで一緒にデートに行かなかった奴らは付き合わへん！」という一大宣言がありました。それを覆す見事なカップル成立でしたね。

ぜん：井上さんに勝ちましたね！

おとは：あはは、勝ったらしいです（笑）。

ーーオンエアを観ての感想はありますか？

ぜん：僕たちは一度もグループ別行動で一緒にならなかったので、オンエアでお互いにどんな時間を過ごしていたのかを初めて知りました。おとはは自分をこんなに想ってくれていたんだって、めちゃめちゃキュンキュンしましたね。

ーーそのお話について、早速ですが振り返っていきましょう。2日目のグループ別行動では、お互いが離れ離れになるとわかった瞬間の、それぞれの表情が印象的でした。特におとはさんの絶望ぶりは、観ているこちら側まで悲しくなるくらいで。

ぜん：一緒になれなくて複雑で辛かったですし、むしろおとはが一人ぼっちになることが心配で。ただ、まずはりさ（坂本里紗）を楽しませようと、キモチを切り替えて頑張りましたね。

おとは：私が死にそうな表情をしていたのは、考えうるなかで最も危険なパターンを引いてしまったからなんです。ぜんくんがりさ、私とも一緒、あるいはどちらとも一緒にならないならよかったんですけど、実際はまさかの私だけ不在になるパターンで。本当にパンケーキを食べたい一心だったから、どのグループにするかをしっかりと考えればよかったんだよね。でも、お付き合いできたから結果オーライ！（笑）

ーー結果的に、おとはさんはこたろう（蓮池虎太郎）さんとふたりきりでパンケーキを楽しむことに。ここでは『今日好き』の新たな伝説となった、おとはさんの照れながらの「顔面かわいくしていこう」発言も飛び出し、ぜんおとカップル誕生の大きな足掛かりとなりました。自分のカノジョとなる女子が別の男子とふたりきりな状態は、普通であれば多少なりとも嫉妬の感情が芽生えるもの。とはいえ、さすがに今回は……？

ぜん：もう感謝しかないです！（笑）　本当に兄弟みたいに仲がいいんですけど、こた（こたろう）には当時「アシストはしたよ」とだけ伝えられていて、2ショットの詳しい内容は知らなかったんですよ。だから、オンエアを観て「こんなに頑張ってくれたのか……」って感動して、ありがとうの連絡をすぐにしました。すると「ぜんが幸せでよかった」って、一言だけが返ってきて。

おとは：いい男かよ～！（笑）

ぜん：こたは本当にいい男なんだよ！

ーーおとはさん自身は当時の2ショットを覚えていますか？

おとは：覚えていて、わりかし恥ずかしいことを話しているなと。ただ「顔面かわいくしていこう」発言は覚えてない！（笑）　自分のことながら、ちょー恥ずかしかった。

ーーその際の発言を取材前に一覧にまとめているのですが。

おとは：いいですいいです！　言わないでください！（笑）

ぜん：全部がかわいいのは大前提だけど、僕がおとはの私服を褒めたことへの「そんなこと言ってたの！　ぜんかわいいやん〜」なんてすごくグッときたよ！

おとは：オンエアの内容、めっちゃ覚えてるじゃん！

ぜん：何度も繰り返しちゃった（笑）。