AKB48・柏木由紀、結婚したい相手は「決めてくれる人」 恋愛番組MCで感じた結婚観

 離婚歴のある男女が新たな出会いを経て、運命の相手ともう1度向き合うABEMAオリジナル恋愛番組『セカンドチャンスウェディング2』が7月2日よりスタートした。そんな本作のMCにAKB48の柏木由紀が就任する。

 シーズン1からMCを続投するケンドーコバヤシ、益若つばさと共に参加者の恋愛を見届けることとなった柏木。今回は、番組の魅力と合わせて、柏木が今考える恋愛観や結婚観、仕事への向き合い方などについて話してもらった。(於ありさ)

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結婚について真剣に話しているところが新鮮

ーーもともと恋愛番組は見られるのでしょうか?

柏木由紀

柏木由紀(以下、柏木):大好きなんです!「私だったら、この人がいいな」とか「この人、自分と考えが似ているな」と重ねながら観てて。恋愛ドラマのようなキュンキュンがありつつ、リアルな人と人同士の恋愛模様が共感しやすくて、前のめりになっちゃうんですよ。恋愛だけに限らず「こういう考えの人もいるのか……」と新しい視点を知れるのも楽しいです。

 それから高校生の恋愛ものは、今の自分じゃ、もう2度と経験できないようなやりとりを見て「いいな〜」「羨ましい!」って思ってますね。中学3年生でAKB48に入って、そういう経験がなかった分、制服デートとか、おそろいのキーホルダーとかに憧れちゃいます。

ーーその中でも『セカンドチャンスウェディング』のファンだったとお伺いしていますが、どんなところが好きなのでしょう?

柏木:離婚歴のある人たちの恋愛番組という企画がおもしろいなと思って見始めたんですけど、すごく勉強になるんです。「子育ての考えは?」「仕事は?」「寝室はどうする?」というような、結婚の難しさを知っているからこその会話はこの番組ならではだなって。参加者の人生観が垣間見える感じが良いんですよね。そもそも誰かと誰かが結婚について真剣に話している姿を見ることってないじゃないですか。だから「結婚ってこんな感じなのか」と参考にしています。 

ーー収録に参加した感想を教えてください。

柏木:今回、マッチングした人と週末婚をした後で夫婦を交換するという新ルールがあるのですが、それによって場が動くんですよね。ケンコバさんも私も「やっぱり離れたことで、お互いの良さがわかるんじゃないか」「最初の相手が強いんじゃないか」と踏んでいたのですが、ちょっと意外なことが起きて……。参加者によっては最初の相手といるときと、全然違った表情を見せる人もいるので、ぜひ注目してほしいです!

結婚と恋愛は別?一緒?

ーーシーズン1のときは参加者に向けて「結婚で一番大事なことは?」という質問がありました。これに対して柏木さんなら、どう答えますか?

柏木:難しいな〜。この番組を観ていたら「結婚ってなんだろう?なんのためにするの?」といよいよ思っちゃったんですよね(笑)。

 ただ、どちらかに寄りかかりすぎちゃうのはしんどいので、支えあうことが大切で、そのためには最悪1人でも生きていけるくらい自立していることが重要なのかなと思います。

 あとは、家族になるとはいえ他人からはじまっていることを忘れないこと。最低限の思いやりや気遣いは大事ですよね。今の私は「絶対に結婚したい」というよりも「結婚したい」と思わせてくれるような人に会えたらと思っているのですが……そんな人に会えるかなんて難しいですよね。

ーー結婚しても良いと思える人というのは、どんな人なのでしょう?

柏木:うーん……決めてくれる人がいいですね。私、人に合わせることが楽なタイプなので、あまりこだわりがないんです。もしも「家中の家具を黄色にしたい」と言われたらそうするし、「食べ物をこれしか食べない」と言われたら、それでいいかなって(笑)。それこそ「結婚するよ!」と言われたら「あ、はい」ってなっちゃうのかな?

 仕事に関しては、長くやっている分「こうありたい!」というこだわりがあるので、そこだけは譲れないんですけど、それ以外は決めてもらえるとありがたいかなと思います。

ーー恋愛と結婚は別という意見もあれば、結婚しても恋愛し続けたいという意見もありますが、柏木さんはどちらでしょうか?

柏木:結婚について、そこまで男らしさは求めていないし、キュンキュンしたいというのもないのですが……。ただ、結婚した途端にあまり話さなくなるとか、デートに行かなくなるとかはちょっと寂しいので、恋愛の延長線上としての要素も必要かなとは思います。

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