ロックダウン後初の中国大セールはこれまでと違った消費志向に ヒットした家電とは?
とくに健康的な食生活に関心を寄せる人が年々増加傾向にあり、“お家ごはん”ニーズも高まっている上、“多機能で、手間暇かけず、手軽に効率よくできる”といった利点は、スピード感が求められる現地の生活にもマッチしているということだろう。実は、家庭用の小型スマート家電は、2020年以降、F1層やF2層を中心にジワジワとブームがきているが、コロナ禍を経て、より幅広い層でますます人気を集めるようになった。
2022年の「618商戦」では、長期化した完全なステイホームの影響で、ショッピング機会が減り、「シンプルな生活」を過ごすことで、消費意欲が落ち着き、「生活に必要なものは何か」を考え、「本当に必要なものを買う」意識が高まったように感じた。