KDDI、アパレル向け「XRマネキン」を開発。Google Cloudと連携し、衣服の余剰在庫削減に取り組む

目の前に商品が存在しているかのようなショッピング体験

 説明会終了後には、実際にXRマネキンのデモを体験してきた。

 デジタルサイネージには商品を着用したバーチャルヒューマン「coh」が映し出されており、指で画面をなぞったりすることで商品イメージを確認できるようになっている。

 また、モバイルからQRコードを読み取ることで、手持ちのスマホからでも商品の確認が可能だ。店頭はもちろん販売チャネルごとにQRコードを付与しておけば、いつでもどこでもリアルな着用イメージを見ることができるだろう。

 さらにARでも実際の着用イメージを見ることができ、立体的に着こなしのバランスやサイジングなども、自分に合うかどうかもチェックが可能になると感じた。

 こうした最先端のテクノロジーを活用することで、新しいショッピング体験の創出が期待できるソリューションになると、デモを通じて実感することができた。

 KDDIが取り組むアパレルDXの今後の動向について、引き続き追っていきたい。

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