PENTAXがロゴまで真っ黒な一眼レフをつくった理由とは クラウドファンディングで232台限定発売

J limited 真田紐ハンドストラップ

真田紐ハンドストラップ

 PENTAXは、Jet Black Editionと同時に、真田紐を使ったハンドストラップのクラウドファンディングも実施している。1%でもこだわりを持つファンのためにものづくりを行う、メーカー公式のカスタムブランド「J limited” (ジェイ リミテッド)」としてリリースされる真田紐ハンドストラップは、関東で唯一、大正時代から続く真田紐工房の真田紐師である市村藤斉氏の作品。一眼レフ用のハンドストラップとしては、幅は一寸(約3cm)必要なものの、真田紐で一寸幅を作るのは非常に手間がかかるとのこと。何度も工房に足を運び、長い交渉の末に制作を承諾していただいたとしている。

 ストラップはすべて手作りのため、結び目や網目の風合いがすべて異なっている。まさに自分だけの一点ものというわけだ。手触りは非常にしなやか。それでいて、かつては武具に使われたほどに丈夫な真田紐なので、しっかりとカメラを支えてくれるだろう。

 今回紹介した2つの製品は、4月25日まで新宿のリコーイメージングスクエア東京で展示されている(PENTAX K-3 Mark III Jet Black Editionはモックアップで、ともにショーケース展示)。実物を見てから購入を決めたいという人は、足を運んでみるといいだろう。ただし、真田紐ハンドストラップは、執筆時点(2022年4月18日)では残り17個となっていた。気になる人は早めに決断したほうがいいかもしれない。

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