『今日好き 卒業編2022』最終話ーー運命の告白。カップル成立したメンバーは?

あやの、かいゆう&れおんの間で揺れ動いた末の答えは?

 最終告白も残り1組。この旅で最大の熾烈を極めたと表現しても過言ではない、かいゆう(千葉海宙)&れおん(丸田怜音)の、あやの(増田彩乃)を追う必死の攻防戦。「この3泊4日で僕は自分にとって、すごく大事な人ができました」と、かいゆう。「これから先もずっと僕の隣にいてください。あやの、大好きです」と、れおん。2人の告白は、言葉の違いこそあれ、伝えたいメッセージはまったく同じところだ。

 あやのはどちらを選ぶのか。その結果は……「(私が)いちばん想っているのは……れおんくんです。これからお願いします」と、この3泊4日の最終ラウンドについに決着が着いた。れおんがなんとか挽回をしながら、第一印象で好きな相手として逃げ切り勝ちをした形となる。ようやく掴んだ幸せに、れおんは地球の重力に耐えきれず思わず屈伸。髪をかき上げて、その瞬間の喜びを噛み締めた。

 その後、れおんはあやのから、まるで“カレシとして認められた証”のようなプレゼントを手渡される。「1番スキ」と書かれた貝殻。れおんが以前、彼女にしたのとお揃いのアプローチだ。これには「やったー!」と、『今日好き』で稀に見る(というかもはや見ない)ジャンピングガッツポーズを披露。「ヤバかったんだからね」と、幸せに結ばれたからこその裏話をするれおんと、「いちばん自分がキュンキュンしたっていうか……好きだなって想ったのはれおんだけでした」と語るあやの。2人だけの旅の“振り返り会”が眩しすぎるので、ここまでにしておこう。

 振り返れば、かいゆうが最後のアピールタイムで手繋ぎを試みた際、あやのはすっと応じることなく、彼の手のひらに何度も“グー”の形で拳を乗せていた。この行動に、すべての答えがあったのかもしれない。度重なるアプローチは、相手に思考の時間や心の余裕を与えられない。それでも彼らは短期間でアプローチを重ねなければ、カップルとして成立できない。『卒業編2022』の総括として、そんな『今日好き』特有の難しさを改めて突きつけられた。『今日好き』は何度観ても、本当に正解がわからない。それでも……恋の修学旅行は来年度も続いていくーー。

【場面写真】『今日好き 卒業編2022』最終話ハイライト(全11枚)

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