『ハリー・ポッター』の魔法世界に自分だけの足跡を残せ 注目のオープンワールドRPG『ホグワーツ・レガシー』の新要素からわかったこと

ハリポタの世界が舞台のオープンワールドに注目

 2022年3月18日、期待のオープンワールドRPG『ホグワーツ・レガシー』の新情報が公開された。本作は、『ハリー・ポッター』シリーズと世界観を共有し、魔法学校ホグワーツの生徒として学生生活を送りながら、スリリングな冒険を楽しめる作品だ。ゲーマーだけでなく原作ファン・映画ファンからも非常に注目されているタイトルについて、今回の発表で明らかになった新情報とともに、同作の特徴などを紹介しよう。

『ハリー・ポッター』の100年以上前を舞台にしたストーリー

 『ホグワーツ・レガシー』の舞台となるのは,1800年代の魔法界だ。『ハリー・ポッター』シリーズは1990年代、『ファンタスティック・ビースト』が1926年代を舞台としているため、時代設定は大きく異なる。したがって、上記した2作品に登場するキャラクターはほとんど登場しない。

 とはいえ、お馴染みの幽霊「ほとんど首なしニック」など、当時から存在したキャラクターは登場するらしい。

 プレイヤーは、そんな1800年代のホグワーツに転入した5年生だ。魔法界に隠された強力な古代魔術と出会うことで、物語は大きく動き出す。古代魔術が復活した理由を探りながら、魔術の悪用を目論む勢力ともぶつかっていくことになるという。たとえヴォルデモートが不在であったとしても、危険に満ちた冒険が待っていることだろう。 

ホグワーツの学生生活が明らかに

  『ホグワーツ・レガシー』の主人公は、プレイヤーの分身としてキャラクターメイキングが可能だ。魔法学校の一生徒として、夢の学園生活を送ることになる。

 原作通り、ホグワーツには「グリフィンドール」「スリザリン」「ハッフルパフ」「レイヴンクロー」の4つの寮が存在し、ゲーム開始時に所属する寮を選べるそうだ。寮の選択がストーリーにどれほどの影響をもたらすのかは不明だが、スリザリンを選び、闇の魔法使いとして活躍することもできるのだろうか。

 魔法学校だけに、授業を受けるパートももちろんある。授業は、「呪文学」「闇の魔術に対する防衛術」「薬草学」「魔法薬学」など多岐にわたる。これらの授業では、呪文の使い方や魔法植物の育て方、薬の調合方法などを習得することができる。また、授業中に決闘を行うお馴染みのシーンも再現されているようだ。

 授業がないときには、ホグワーツを探索することも可能だ。ホグワーツには地下牢や秘密の通路などが隠されているほか、プレイヤーの思考力が試されるパズルも用意されているという。小説や映画に登場した場所を探して歩き回ってみるのも面白いだろう。

ホグワーツの外にはさまざまな冒険が待ち受ける

 ホグワーツの外に出て冒険することもできるようだ。「禁じられた森」や「ホグズミード村」といったファンにとってはお馴染みのエリアも存在する。ホグズミードにはさまざまな店が並び、魔法薬の材料やレシピ、魔法植物の種などを購入することができる。また、各地には魔法使いの村が用意されており、住民から情報収集をしたり、困っていることを聞いたりできるようだ。

 しかし、この時代の魔法界には危険が溢れているようだ。ホグワーツを出れば、魔法の力に侵された生き物やゴブリン、邪悪な魔法使いなどが暗躍していて、戦わざるを得ないシーンは多いだろう。さらに、地下牢や迷宮といった危険なロケーションも用意されているが、探索する見返りも大きいという。

 マップの広さは定かではないが、映像では箒やグリフォンに乗って飛行するシーンがあったことから、かなりの広さがありそうだ。

数十種の魔法を使い分ける戦闘

 今回の発表では、『ホグワーツ・レガシー』の戦闘シーンについても詳しく解説されていた。

 本作には数十種類もの魔法が登場するという。爆発や雷といった攻撃の呪文、敵を麻痺させる補助的な呪文に加え、敵の攻撃を防ぐ盾の呪文も登場するようだ。その中には、ホグワーツの教授たちも知らない神秘の呪文も隠されているという。映像では、プレイヤーが死の呪文「アバダケダブラ」を発動するシーンも目撃できる。これらの魔法を組み合わせて、自分だけのスタイルを目指すことができるだろう。

 また、それを後押しする成長システムが用意されている。本作では、「才能」を選んで「アビリティ」を強化すれば、呪文や魔法薬の効果を向上できる。自分のプレイスタイルに合わせた才能を見つけ出すことで、能力を自由にカスタマイズすることが可能だ。

 が、多彩な攻撃手段を持っているのは敵も同様である。『ホグワーツ・レガシー』に登場する敵は、さまざまな能力を持っているという。映像では、魔法をものともせず突進してくる「トロール」や、こちらの動きを封じてくる魔法使いなども映し出されていた。

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