ヒカキン、『逃走中』の賞金でNintendo Switch40台を大盤振る舞い　“ファンのため・人のために”を貫くトップYouTuberの矜恃

　YouTuberのヒカキンが、今年元日に放送された『逃走中』（フジテレビ系）にて、見事「逃走成功」。その際、賞金150万円を獲得したが、その資金でNintendo Switch有機ELモデル40台を購入し、Twitterを使って全てファンにプレゼントするという大盤振る舞いの企画を始動させた。

　今回、ヒカキンは賞金ゲットにあたって、自宅に特注のハンター人形を置いて、その横にルームランナーも設置し、トレーニングルームを作る案も考えたそうだが、「『逃走中』みんなすごく応援してくれてるだろうなと思ったから走り切れたというのがありました。そしてやっぱり放送当日はTwitterの盛り上がりがすごかったんです。なのでみんながワクワクしてくれるように、Nintendo Switch有機ELモデルをプレゼントすることにしました」とプレゼント企画に決めた発端を明かした。

　またNintendo SwitchまたはNintendo Switch Liteを選べば、プレゼントできる台数も増やせると思うが、ヒカキンは「“新しいものっていいよね”ということで有機ELモデルにこだわりました。当たったらテンションが上がると思って」と有機ELモデルにした理由も添えた。ことあるごとに自身のYouTubeで注目の新製品ガジェットを紹介してきたヒカキンらしい理由だといえるだろう。

　さらにヒカキンはこう続けた。「誤解を招かないように説明しておきたかったんですけど、ちゃんと定価で正規ルートで購入しています。転売のやつは1台も入ってません。人気のゲーム機だけど年末年始に普通に買える時期があって、お一人様1個までという購入制限はあったけれど、僕のスタッフとかUUUM（ヒカキンの所属事務所）の社員さんとかが1台ずつ購入してくれました」。

　昨年末には「HikakinTV」がチャンネル登録者数1000万人突破したことを記念し、1000万円分のiPhone13（103台）をプレゼントするという企画を行って、大きな話題を呼んでいたヒカキン。12月20日に公開された「【緊急動画】ツイッターのリツイート年間世界1位とりました(多分)【2021】」と題した動画では、「あくまでも自称なんですけど、今年のTwitterのRT数ランキング1位かもしれない！」と報告していたが、ヒカキンの世間に対する影響力の高さを改めて見せつける結果となった。

　これまでもヒカキンは「コロナ医療支援募金」としてYahoo!基金と協力し、自身も1億円の寄付を行って「命を守る人を支えたいコロナ医療支援募金」を立ち上げたり、「ヒカキンに会いたい」と号泣するほど大ファンの小さな姉妹に“会いに行く”という優しいサプライズを仕掛けたり、たびたび“ファンのため・人のために”とアクションを起こしてきた。今回の『逃走中』で必死に手に入れた賞金を、太っ腹にファンのために使ってしまうところも、トップYouTuberヒカキンのエンターテイナーとしての魅力が詰まった企画といえるのではないだろうか。

　なお、Nintendo Switch有機ELモデルプレゼントの対象ツイートは1月28日20時15分に投稿され、現在（1月30日19時00分）までに102.2万RTを記録している。こちらもどこまで数値が伸びていくのか、注目だ。