ウチら3姉妹が見据える近い未来 「きっとこの時間はあっという間」
誰もが発信者になれる時代ではあるものの、誰でも人気者になれるとは限らない。その厳しさを知る人なら驚かずにはいられない勢いで、YouTubeのチャンネル登録者数を伸ばしているグループがいる。とうあ、ゆら、こまの3人で結成された「ウチら3姉妹」だ。
2020年3月の初投稿から、わずか1年半でチャンネル登録者数は50万人を突破し、とうあのメイク動画は1468万回視聴を突破(いずれも2021年11月2日現在)するなど、圧倒的なスピード感で視聴者の心を掴んでいった。
ジェンダーにとらわれず、のびのびと発揮されるそれぞれの個性。遠慮のないツッコミが成り立つ信頼関係。そして、いまこの瞬間にやりたいことをやってしまおうというエネルギーが、じつにまぶしい3人組だ。
そこで今回は、改めて彼らがYouTubeを始めた理由から、あっという間に人気者となったいままでの思い、そしてウチら3姉妹が見据える近い未来について語ってもらった。
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3人でいて楽しい感じを、そのままYouTubeで伝えられたら
――もともとゆらさんが、おふたりを誘う形でYouTubeを始めたと聞きました。
ゆら:そうです。もともとノリがすごく良くて、3人でいて楽しかったので、この感じをそのままYouTubeで伝えられたらな、と思ったのがきっかけです。
――誘われたときの気持ちはいかがでしたか?
こま:楽しみ…でしたね。はい。
とうあ:本当にノリで決めた感じで、なんの疑いもなく(笑)。遊びの延長線上みたいな感覚で始めました!
ゆら:「とりあえず動画上げてみようよ」っていう感じだったよね。まずは数とかもこだわることなく。
――動画の企画から撮影、編集の流れはどのように決めているんですか?
ゆら:その動画の編集を担当する人が、企画を持ってきて撮る、という感じです。企画会議をしてるわけではなくて、本当にその場で「今日、これ撮りたい」と。かなりゆるくやっています。
――企画が思い浮かばないということはないんですか。
ゆら:あるよね?
とうあ:全然あります。でも、まあ「これで行こう〜」みたいな。けっこうゆるゆるだよね。
――撮影して見たけれどボツになったということはありますか?
ゆら:数本ありますね。画角が最悪だったとか、素材が消えちゃった……とか。でも内容に関してのボツはないよね? なんかあったっけ?
とうあ:なんかあった気もするけど、とりあえずここ最近はないよね。
こま:ない!
「ウチら三食弁当」だった可能性も!?
――「ウチら3姉妹」というネーミングは、どのように命名したのでしょうか?
ゆら:どうだったっけ? なんか動画を投稿する本当にギリギリに決めたんですよね。お店で投稿する数分前に「待って待って、『3』つける?」「姉妹にする!?」みたいになったのは覚えてるんですけど、どうやって決まったのかまで覚えてない!
とうあ:どうやったっけ? でもLINEで「どうする? どうする?」っていう話はしとって。結局そこでは決めきらずに、ご飯屋さんで集まって。でも「『3』は入れたいよね」って話して、全員女っぽいし、姉妹だよねって話になって……そのとき3を数字にするか漢字にするかをめっちゃ話し合ったのは覚えてるんだけど。
――そこが一番重要だったんですね!
ゆら:めっちゃ重要だったんですよ。
とうあ:でも、なんで「ウチら」が入ったのかもわからないし。
ゆら:他の候補も覚えてない……。
とうあ:覚えてない。
こま:あ、履歴とかにあるかも?
ゆら:調べてみよう〜!(3人でLINEの履歴を遡りながら)……ええっと、ちょっと全然ないわ。
とうあ:……あっ! あったあった!
ゆら:え、こわいこわい! 何? どんな候補があった? 言って?
とうあ:「ウチら3姉妹」のほかには、「3色団子」「三食弁当」……。
ゆら:いや、「3」にこだわりすぎだって!(笑)
こま:やば(笑)!
とうあ:あはははは!(笑)
こま:てか、それ全部打ってるのとうあじゃん!
とうあ:じゃあ私かな、名付け親は。
こま:「三食弁当」はえぐい!
とうあ:自分でも初めて見返したかも
ゆら:「ウチら3姉妹」にしてよかったねー!(笑)