ヒカル&宮迫博之の変わらぬ信頼関係 焼肉店プロジェクトの顛末から考える

 ヒカルが宮迫博之と共同で準備を進めていた焼肉店経営プロジェクトからの撤退を表明した。

ヒカルくんに「1億円貸して」とウソの相談をした結果、とんでもない事態に…【ドッキリ】

 2人による焼肉店「牛宮城」の共同経営プロジェクトは、2月11日に宮迫の公式YouTubeチャンネルに公開されたドッキリ動画を発端に始動した。宮迫が「焼肉屋の開業資金として1億円を貸してほしい」とフェイクで借用を申し出たところ、ヒカルはあっさりと了承。ドッキリのはずが本当に焼肉店を共同で立ち上げる運びとなった。

 宮迫が主導で進めたプロジェクトは、快調そのものに見えた。彼のチャンネルに投稿された動画では、肉のスペシャリスト・森田隼人氏による手引きのもと、店舗で提供するブランド牛「ヒカサコ牛」を選定したことが報告された。また、知り合いの店舗経営者と直接交渉し、突き出し用に143万円の高級生ハムを提供してもらうことに成功したとアピールしたこともあった。

ついにお披露目…ヒカル宮迫の焼肉屋「牛宮城」が完成しました

 しかし、最後の詰めの段階で問題が発生した。9月28日公開の動画で、オープンを直前に控えた牛宮城で行われた試食会にて、ヒカルが「全然おいしくない」「めっちゃまずい」と料理を次々と酷評し、ついには「これ粗悪店ですよ」と斬り捨てたのだ。こうした品質のまずさから、本来10月1日にオープンする予定が、急遽、無期限延期状態に。10月19日には宮迫が自身のチャンネルで、問題点の改善に向けて本腰を入れるべく、YouTubeの配信を週5日から週3日にするとも発表した。

 これまで「牛宮城」プロジェクトは、ヒカルと宮迫の蜜月の象徴として語られることが多かった。それが頓挫しかかったことにより、2人の仲に暗雲が立ち込めているのではないかとの憶測も流れた。

ヒカルくんとの焼肉屋の今後についてご報告させていただきます

 しかし11月11日、それぞれのYouTubeチャンネルに公開された動画でこのうわさを否定した。宮迫は、当初予定していた東京・西麻布の高級焼肉店「牛牛」のようなお店にすることは現状では難しいと説明。そのうえで「ヒカルくんのブランドを傷つけてしまう可能性がある」との理由から、「我々からお願いをして、ヒカルくんには撤退していただきました」と明かし、今後は宮迫1人で開店に向けて尽力すると語った。そして、「ヒカルくんと仲違いとかそういうことには……喧嘩をしたとかそういうことはない」と仲の良さを強調した。

宮迫さんとの焼肉屋の今後と絶縁したというニュースについて

 一方のヒカルは、Twitterのプロフィール蘭から「宮迫博之を尊敬してます」という一文を削除した件について「Twitterのプロフィールにすべてを書いてるわけじゃないんで」「特別深い意味はない」と一蹴。また、共同経営からの撤退に関しては「2人でオーナーをやる難しさを感じた」「自分の考えるクオリティの焼き肉屋にならないと判断した」などと説いた。とはいえ、宮迫への信頼揺るがない。ヒカルは「今後も宮迫さんと関係は続けていきたい」「天才的な経験値、技術を持っていて、あの人といるだけで1億円以上の価値があると思えるぐらい、すごいものを持っているんですよ」と熱弁した。

 そして「(牛宮城が)どうなっていくか見ていきたい。それが完成した時に食べに行かせてもらったりして、それがおいしかったら、おいしいと言いますし、まずかったらボロクソ言いますよ、もう1回(笑)」とヒカル。最後に「これがあったから気まずくなるんじゃなくて、僕は普通に宮迫さんと今後も動画を撮っていきたいと思っています」と話していた。
牛宮城の共同経営は実現しなかったが、宮迫とヒカルのこれまでと変わらぬ関係性と今後のコラボに期待したい。

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