チョコプラYouTubeで再びヒット企画が登場 『マネーの虎』パロディでクズ芸人の魅力を引き出す

 YouTubeでいくつものヒットを飛ばしてきたチョコレートプラネット。彼らのチャンネルで新たなシリーズ企画「マネーのクズ」が始動し、動画投稿から5日で100万再生を突破するなど早くも注目を集めている。

マネーのクズ -山添寛(相席スタート)編-

 「マネーのクズ」は、2000年代前半に一世を風靡した伝説バラエティ番組『¥マネーの虎』(日本テレビ系)のパロディ。志願者が自分の立ち上げたい事業をプレゼンし、“マネーの虎”と呼ばれる凄腕起業家相手に出資金を引き出させることを目的とした本家に対して、このチョコプラ版は、“マネーのクズ”こと金にだらしない芸人が破滅的な使い道を提案。出資額が志願者の希望金額に到達すれば「マネー成立」で、未達ならノーマネーでフィニッシュとなる。また、話の内容に嘘や好感度を上げる綺麗事があった場合、マネー成立の場合でも後日請求される。配役的には、志願者を審査する“虎”を長田庄平が務め、「¥マネーの虎」で司会進行にあたった吉田栄作のポジションを松尾駿が担う。

 このほど9月20日に公開された動画では、志願者として相席スタートの山添寛が登場。相方・山﨑ケイに“絆”と称して借金を繰り返し、「夢追い」と称してギャンブルで金を溶かす”マネーのクズ”である彼は、自らが考案した「山添式メソッド・パーフェクトボートレース舟券購入資金」として40万円を要求した。

 山添曰く、このメソッドを活用すれば100%の確率で40万円が100万円になるとのこと。長田が「自分のお金でやればんじゃないの?」と指摘すると、山添は「自分のお金だと度胸が生まれないんです」と反論した。山添によると、自分のなけなしのお金だと恐怖心から判断を見誤ってしまうが、「他人のお金なら思い切れる」のだという。

 さらに、過去の勝率は15%ながら「ボートレースを今まで勝とうと思ってやったことがなかった。勝とう思えば、すごく簡単な競技」と強気な山添。長田が「(勝率が)100%になる根拠が今一つ伝わってこない」と疑問を呈したところ、山添は「限りなく僕自身がボートレースに近づくことをする」と述べ、「そのレースを想定し、水槽の中に水を入れ笹舟を6艇用意し、風の強さ・向きすべてを想定したリハーサルをします。それを踏まえた上で、水槽の中の水を全部飲みます」と真顔で訴えた。

 しかし、長田の疑念は晴れず、結果としてノーマネーでフィニッシュに。長田が「あまりにも信用できない」と敗因を突きつけると、松尾も「こんなので借りれるわけないだろ」と同調した。山添は「より具体的なプランを提示できるようにチャレンジしていきたいと思います」と一瞬潔さを見せるも、最後は「ありがとうございました」と言って自分が座っていた椅子をなぎ倒して退出。チョコプラの2人は「クズだな~」と口をそろえていた。

 次回は空気階段の鈴木もぐらが登場するという。いったい、どんなマネーのクズっぷりを見せてくれるのか期待が高まる。

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