『今日好き。朝顔編』2話ーー気になる女子が4人? 人気メンバー・じんが“特別な2ショット”に誘った相手とは

『今日好き。朝顔編』2話レビュー

 『朝顔編』初日はまだまだ終わらない。第1話終盤、『青い春編』より継続メンバーとして合流したさら(くろがねさら)だが、この後のインタビューでは「なんだろう、(第一印象で気になった相手が)わからない」「恋愛は顔じゃないと思うから」とコメント。まずは自身の緊張をほぐすために、同い年のじん(松本仁)と話してみたいとのことだが……。

 継続メンバーが登場すると、そのまま気になった相手との2ショットになだれ込むのが定番の流れだが、ここで声を挙げたのは、さらではなく、ゆあ(上ノ堀結愛)。しかも、周囲に心配をされながらも、さらを除く8名全員が2ショットへと散り散りになってしまい、彼女は序盤から一人ぼっちに。この1年半の間で『今日好き』はスピードが物を言う場所になった。その大きな変貌に、さらは思わず気圧されたように思える。

 最初の2ショットは、じん×ゆあ。彼らは第一印象で気になりあっていた同士だが、じんが抜けている性格だと語ると、ゆあがすかさず「(私は)面倒見いいで!」とアピール。逆に「リードしてくれるって言ったやろ?」と、彼がこの日にこぼした些細な会話の内容も拾ってくるなど、どうやら第一印象で抱いた好感に間違いはなかったようだ。奈良×大阪の関西出身コンビとして息ぴったりで、のびのびとした会話が非常に心地よい。

 また、まやと(中里真哉斗)×りょうか(折田涼夏)は、あえてソファではなくその前の床に腰を下ろすという、スタジオの“井上裕介スタイル”で2ショット。思えば、この顔ぶれはこの日の貸切遊園地デートにて、それぞれ別の相手を気になっていたことから“お友だちルート”に進んだはずだが……。どうやら、オンエアでこそ数秒間の尺だったものの、当時の会話自体は非常に盛り上がったとのこと。そのうちに、自然と惹かれあったようである。“第一印象が絶対ではない今日好き”として、これまでのシーズンにはない新鮮さをまたしても実感した一幕だ。

 次にスポットが当たったのは、旅の開始前から、もか(大塚萌香)の存在を“天使”だと崇めていたそら(山崎蒼空)。現在はお互いの存在を意識しつつも、それぞれ他のメンバーにも気になる相手がいる2人。だが、そらは念願の2ショットに「継続だから好きとかじゃなくて、もかちゃんの人間性を好きになって」「来てくれたときは、俺の目からはもかちゃんが天使に見えて」と、あくまでももかへの想いが強いことを伺わせる。

 そら本人こそ、自身の言葉に恥じらいを隠しきれない様子だったが、その言葉は継続メンバーであれば、誰もが投げかけてほしいもの。そこをピンポイントで突いてきたため、もかも思わず熱っぽい視線を向けるのだった(ただこの後、彼女はそらではなく、貸切遊園地で2ショットをしたじんの方を気になっていると別の場所で明かしている)。

 そして、さらは先ほどのお望み通り、じんを“お呼び出し”。お互いにインドア派ということから、おうちデートなどの話題に華を咲かせるのだが、じんが「かわいい」という言葉を上手いタイミングでぶつけてくるテクニックに、さらが「やった〜」と肩を揺らす場面も。盛り上がるのは結構なのだが、じんは現在、さらを含めた女子5名のうち4名を気になるような言動をしているが、その点がやや気がかりである。

 そこから、『朝顔編』最終日の告白を男女どちらからするのかを決めるべく、一行は広大なイルミネーションに移動。ここで9名全員が個人戦の形で“光の迷路”に挑戦し、最初にイルミネーション迷路を抜けたメンバーが男子であれば男子から告白に……といったルールが発表された。さらに、この1位のメンバーは、翌日朝に気になる相手を誘って“ある特別なデート”に行けるという。

 見事、最初に迷路を抜けたのは……じん! その後を追うりょうかは、本当に惜しくも一歩及ばなかった。ということで、『朝顔編』の告白は男子陣から。そして、じんが“特別なデート”に誘ったのは……ほとんどWゴール状態だった、りょうか。人気者なじんから選ばれただけに、他女子メンバーの表情がやや険しいものになるものの、じんはまだ第一印象で気になっている4名のなかで、まだりょうかとだけ話せていないだけに、納得のいく選択といえる。

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