誰も見たことがなく偽物と疑われた「ゲーム&ウォッチ」が話題に 調査の結果、本物と判明

誰も見たことがない「ゲーム&ウォッチ」

 今でもファンが多いレトロゲーム。最近でもゲームボーイやNINTENDO64などを改造する者多く、常に昔のゲームに目を光らせているゲームファンも多い。そんなレトロゲームであるが、非常に珍しいゲーム&ウォッチの機体がヤフーオークションに出品されたことが話題になっていた。

 以前、ゲーム&ウォッチの名作である『ドンキーコング』がオークションに出品され、約9100ドル(約100万円)という高額で落札されたのだが、それが今までに誰も見たことがないデザインであったことが話題になった。この一件を聞きつけたコレクターが調査したところ、あまりの珍しさに偽物ではないかと疑われたほど、超レア盤だったという。

(画像=Petits Secrets de PlayhistoireのYouTube)

 その後「The History Of Nintendo 1889-1980」の著者の1人であるFlorent Gorges氏が調査を進めたところ、このレア盤はゲーム&ウォッチを手がけた横井軍平氏が、累計2000万台突破を記念して製造した特別モデルだということがわかった。

 写真を見てみるとわかる通り、『ドンキーコング』のゲーム&ウォッチなのにも関わらず、3人の男性が描かれている。左に描かれているのはゲーム&ウォッチを手がけた横井軍平氏。中央に描かれている百瀬氏は「ゲーム&ウォッチ」に使用されているアルミ板を製造する工場の責任者であり、右に描かれている石田氏は、その工場の従業員であり、任天堂と直接連絡を取っていたパートナーだったということが判明した。

Petits Secrets de PlayhistoireのYouTube

 生産台数は非常に少ないと予想され、こちらの3人に渡すための3つしか生産されていない可能性も考えられる。また、この3人を描いたのは、初代『メトロイド』から『ポケモンスタジアム』までを手がけた伝説的なアーティスト加納誠氏とされている。

 未だ生産台数など、所々謎に包まれているこのゲーム&ウォッチだが、この背景を読み解くだけで歴史的価値が更に上がり、注目されることは確かだろう。任天堂やゲームシーンの歴史を紐解いてくれるレトロゲームやオークションシーンに今後も目が離せない。

(画像=Petits Secrets de PlayhistoireのYouTube)

(Source)
https://kotaku.com/mysterious-and-super-rare-nintendo-game-watch-discove-1847551605
https://www.youtube.com/watch?v=vT3EP1M4hPQ



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