米テキサス州の兄妹が、イーサリアムのマイニングで月に32,000ドル（約350万円）を稼いでいるようだ。

　米メディア『The Dallas Morning News』によると、14歳のイシャーン・タクールと、彼の9歳の妹、アーニャは、今年3月にゲーミングコンピューターでマイニングを始めたという。そして最初の月に1,000ドル（約11万円）を稼ぐことに成功し、それ以降も報酬は右肩上がりのようだ。

　2人は、父親が暗号通貨の隆盛について話しているのを聞いて興味をもったといい、YouTubeや父親からマイニングの方法を学んだようだ。得た収益を再投資して機材を追加購入し、今では94個の専用プロセッサで、1秒あたり約90億回の推測が行われているという。

　彼らはこの取り組みを「Flifer Technologies」と名付けている。当初は自宅のガレージで管理していたが、事業が成長するにつれて、ほとんどのリグをテキサス州ダラスの市街にあるデータセンターに移動したようだ。ただ自宅のガレージでも30のリグを管理しているとのこと。

　兄妹は、ハードウェア代、電気代、データセンターの家賃など、諸経費に月約2,500ドル（約27万円）を支払っている。それでも価値が上昇し続けると見込んで、多くの投資を行っているようだ。

　イーサリアムの価値は今年のはじめから334％増加し、界隈は大きな盛り上がりを見せている。この若い兄妹は、今後もさらなる利益を得ることだろう。

（画像＝The Dallas Morning Newsより）

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター（自称）。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.dallasnews.com/business/entrepreneurs/2021/08/16/what-were-you-doing-in-grade-school-these-frisco-kids-are-making-32000-a-month-mining-ethereum/
https://fortune.com/2021/08/16/ethereum-mining-brother-sister-make-32000-per-month/