謎解きクリエイター・松丸亮吾が驚いた「スマート家電」とは? 『沸騰ワード10』で最新製品を紹介
「スマート家電に取り憑かれた男」と称される謎解きクリエイター松丸亮吾。日本テレビで放送された「沸騰ワード10(2021年7月30日放送)」では、彼がフューチャーする最新のスマート家電が紹介された。
まず登場と共に彼のマスクに注目が集まった、松丸が装着していたマスクは、現代に必須となったマスクのスマート化。かかってきた電話にハンズフリーで応えて通話できるスマートマスク「Mask Fone」だ。
マスクにイヤホンとマイクが内蔵されいるため、外出時に必須のウェアラブルアイテムをこれ1つで解決できる合理的なスマートギアとなっている。また、マイクはマスクの「内側」に備わっているので、通話時の声が籠もらないというメリットもあるなど、マスク時代の悩みを多角的に解決してくれるソリューションだ。
その松丸がスマート家電購入の参考にと向かったのが、団地の一室をスマートハウスへと大改造したスマート家電のプロと称される木村氏の自宅。彼もまた、見慣れないマスクを装着して登場した。その正体は、フィリップスの空気清浄機付きマスク「ブリーズマスク」。
このブリーズマスクは毎分41Lの空気を排出する電動ファンを備えており、マスク内の空気を効率よく排出することで、マスク内の蒸れを軽減してくれる。マスク装着時の空気抵抗を大幅低減されるので、より呼吸しやすいのも特徴だ。
またN95規格基準を満たしたフィルターを採用。飛沫飛散防止に加えてPM2.5や花粉を95%、細菌を99%、ウイルス98.87%カットする性能を持っている。
熱気と蒸れで苦しむこの季節、こうした電動ファン付きマスクは、快適さを与えてくれるはずだ。ただ、マスク内部の空気をファンによって排出するという構造上、周囲への配慮も必要になる。シーンやロケーションに応じてファンのオン・オフを切り替えると良いだろう。
玄関ドアにはスマートロックの定番となりつつある「Qrio Lock」が装着済み。
こちらは、スマートフォンを持った状態で近づくと自動で鍵を開けてくれるというハンズフリー解錠に対応。家から離れると自動でロックしてくれるなど、まさに鍵のスマート化を果たす後付けのスマートロックだ。工事不要で後付けできるのも人気となっている。
家に入る前にと照らされたのが除菌ライト。しかしこの除菌ライトも一曲ある。スマホでできる除菌ライト、その名も「スマートUV除菌ピカッシュ」。この機器から発せられるUVC LEDライトによる光は、5mmの距離から5秒照射で99%以上の除菌効果があるとされている。
今回は自宅というロケーションだったが、スマホから電源を取得するので、気軽に携帯できるのが特徴。外出先や旅行先でも、指にふれるモノを素早く除菌できる。薬品を使わないため、食品や拭えない素材にも有効だ。
同じくスマホに接続して非接触で体温を計測する「ポケット温度計」なども使って健康チェック。現代の生活に必須なアイテムも、どんどんスマート化されていることが伺えた。
最新スマート家電であふれる近未来のリビング
室内はスマート家電を活用できるようにリノベーションされた未来的な居住空間が広がっていた。
まず注目されたのがリビングの壁面に備え付けられた「窓」。
実はこの窓は「Atmoph Window 2 | Star Wars」というスマートディスプレイとなっており、スターウォーズの世界観や、さまざまな世界の景色を映し出すことができるといううもの。
プリセットされた風景写真に加えて、世界各地のリアルタイムの映像を再生できるため、コロナ禍の今、自宅に居ながら仮想旅行ができるとあって注目されているスマートデバイスだ。
さらにリビングは、スマートスピーカー(HomePod)と照明、ロールスクリーンが連動。「シアターモード」という声に反応して、ライトが自動で調光・調色され、遮光ローラースクリーンが閉じる。
そしてテレビを再生すると、フィリップスの「Play HDMI Sync Box」により、映像に合わせて部屋全体の照明の調色が行われる。
こうして、映像体験のクオリティを向上させるスマートデバイスの組み合わせもユニークで、まるでシアターやアトラクションのような環境となっていた。
水回りや屋外にも便利で効率的なスマートアイテムが満載!
キッチンではなんと「スマートまな板」が登場した。「ChopBox」は、まな板にはかりやタイマー、シャープナー、さらには殺菌用UVライトまで備わっている。
確かに切った食材の重さをすぐに測れたり、衛生面も維持できるなどメリットも多く、これも合理的なスマート化だと言える。
浴室の天井には、青空を再現する最新の天空照明システム「CoeLux(R) ST Tivano」を2台設置。LEDとナノ技術を使って自然界のレイリー散乱(空が青く見える自然現象)を人工的に再現するスマートウインドウだ。
青空の下で入浴しているかのような特別感は、お金に変えられない価値が得られそうだが、1台50万円を超える高価なスマートアイテムの登場に、松丸すら「個人で買っている人始めて!」と興奮を抑えられない様子だった。
他にも木村氏はAIで猫を認識すると、自動で遊んでくれるロボット「Ebo」、ソファやシートを水洗いできるカーペットリンサー、屋外で草刈りを自動化しているロボット「オートモア430X」など、さまざまなスマートアイテムを組み合わせた生活を送っていた。なるほど、ここまでスマート化していると「プロ」と称されるのも頷ける。