東南アジアのAI市場が飛躍的な経済成長中 新興国からの新たなビジネスに注目
さらに近年では、宇宙ビジネスに注目が集まっているが、その宇宙ビジネスでの飛躍的成長が見込まれているのがアフリカ諸国だ。南アフリカやナイジェリア、アルジェリアやエジプトではすでに宇宙機関を設置。独自に地球観測衛星を開発したり、衛星観測データを用いて新たな事業に着手したりと、まさに宇宙ビジネスで発展を遂げようとしている。
衛星観測データがもたらし得る影響は大きい。衛星を通じて物理的、経済的および社会的変化をマッピングすることで、水の使用量を減らしたり、作物の収穫量を33パーセント増やすことが可能であり、結果的に少なくとも水不足や食料をめぐる問題の解決の一助となり得る。ワールド・エコノミック・フォーラムによると、アフリカ諸国にとって地球観測データは価値ある資産のひとつであり、将来的にはアフリカ諸国のみにおいて1年間で20億米ドル(約2200億円)を稼ぎ出すことが可能になると見込んでいる。
インドもまたコロナ禍をきっかけに独自路線で成長していくことが期待されているだけに、新興国から生み出されるビジネスやエンタメには引き続き注目だ。
(Source)
https://www.straitstimes.com/singapore/consumer/new-hub-gives-firms-taste-of-artificial-intelligence?utm_source=pocket_mylist
https://www.weforum.org/agenda/2021/03/earth-observation-africa-satellite/