“音ゲー×RPG”の新感覚ゲームが誕生 「コードギアス」とのコラボも
主人公が物語の世界で、目の前に現れる敵を倒しながら進めていくのがRPG(ロールプレイングゲーム)だ。
ゲームジャンルの中ではもはや定番となっており、ストーリー性に富んだゲーム体験は多くのプレイヤーを魅了してきたと言えるだろう。
そんななか、セガサミーグループの株式会社サミーネットワークスは、新作ゲーム「ナナリズムダッシュ」を発表した。
同タイトルは「音楽ゲーム(音ゲー)×RPG」という、これまでにはない新感覚リズムファンタジーRPGに仕上がっており、音楽ゲームのリズムを刻む楽しさとRPGの世界を冒険するスリル感を味わえるとのこと。
去る2021年7月6日には、ナナリズムダッシュの発表会が開催され、その全容を知るべく筆者は会場へと足を運んだ。
未だかつてないリズムゲーム体験が味わえる
冒頭ではサミーネットワークス代表取締役社長の德村憲一氏が挨拶し、ナナリズムダッシュについて「未だかつてない、リズムゲーム体験を目指して開発を進めてきた。パチンコ・パチスロの有名楽曲のほか、人気アニメやゲームのIPの楽曲も収録し、白熱したプレーが楽しめるよう、8月2日のリリースに向けて鋭意制作している」と抱負を述べた。
また、ゲーム内のメインキャラクターの一人である「琴音」のコスプレ衣装を身にまとった鈴木咲(グラビアアイドル)がMCで登場し、ナナリズムダッシュのゲーム内容や見どころなどを紹介。
自由奔放かつユニークなキャラクターが特徴
次いで、キャラクターボイスを務める声優陣によるトークセッションが開催された。
主人公・リクト役の田丸篤志、ヒロイン・イオ役の加隈亜衣、琴音役の五十嵐裕美が登壇し、それぞれの役を演じるなかでの印象や想いを綴った。
まず、リクト役の田丸は「主人公のリクトは、音楽に対する姿勢がまっすぐであるがゆえ、音楽以外のことに興味関心が薄いのが欠点でありながら憎めないところ。他人に話しかけるときもツンデレみたいな話し方になってしまったり、コミュニケーションが苦手なタイプだが、ゲームが進むにつれてどう人間的にもどう成長していくのかが楽しみ」と印象を語った。
イオ役の加隈は「容姿端麗で華やかな印象を醸し出しているが、女王様風というか高飛車な性格で、上から目線でしゃべりがちなのが特徴。ただ、音楽の演奏や感性には長けていて、努力家な一面もあるので魅力的なキャラクターだと思っている」と述べた。
そして、琴音役の五十嵐は「15歳の可愛らしい女の子で、主人公のリクトに好意を持っているからか、媚びる様子も伺えたりと乙女心を感じるキャラクター。でも、15歳らしからぬセリフをたくさん収録しているので、ぜひ実際にゲームをプレイして確認してほしい」と琴音の特徴あるキャラクター設定に触れた。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」とのコラボも
トークセッション後半には、声優陣らが実際にナナリズムダッシュを体験した。
「今回が初の音ゲー」という田丸は、なんといきなりノーミスのフルコンボを達成し、会場を大いに沸かせた。
続いて行われた3人グループ対戦では、田丸と五十嵐がデッドヒートを繰り広げ、最終的には五十嵐が勝利。
発表会最後にはゲームリリースと同時に、SFロボットアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」とのコラボが決定していることをお披露目した。
同作品お馴染みの楽曲収録や、キャラクターの描き下ろしイラストもゲーム内に登場する予定だという。