『今日好き。霞草編』3話ーーあやねがたかやの目の前でとった「衝撃の行動」とは……Wデートが前代未聞の展開に

『今日好き。霞草編』3話レビュー

 『霞草編』の旅も2日目朝に突入。この日はグループ別行動となり、男子メンバーは気になる女子と一緒にジップラインを楽しめる権利を懸けて、ボルダリングのタイムアタック中だ。第2話終盤ですでに全員の挑戦を終え、筋肉自慢のたかや(鈴木崇矢)が同時点で1位を獲得。残されたひと枠を勝ち取るべく、てるひさ(田倉暉久)とこうせい(大久保晃成)のサドンデスが行なわれたが、結果はてるひさが1回目の記録を大きく更新し、見事にこの場を制した。

 まずは、たかやが予想通りにあやね(杉本彩寧)を指名。てるひさは、ゆう(千葉祐夕)とキサラ(松村キサラ)のどちらを選ぶべきか、本人らを前に床に膝を着いて頭を抱えるほど熟考を重ねたが、最後は絞り出すようにキサラを誘うに至った。あやねとキサラは奇しくも、指名した男子と先ほどまで“朝活”を楽しんでいただけに、改めて2日目朝が恋の大きな分岐点だとつくづく実感される。また、たかやを追うみるき(雨宮未苺)は、この結果に「どうしよう、ギューして帰ってきたら」と冗談混じりに語っていたが、ひょっとすると冗談では済まなくなるかも……。

 ジップライン組を除く残りのメンバー6名は、ガラス吹き体験へと向かうことに。その途中、海岸沿いで名物スイーツを楽しんでいると、みるきから「女子だけで秘密の話する?」と前代未聞の提案が。どうやら彼女は、あやねとキサラのこの日の“朝活”の戦況や、現在の気になる人を教え合いたかった様子。さらに、自身がスイーツを食べる姿を、こうせいが「かわいい」と発言していたことなどについて、女子メンバー同士で感想を言い合いたかったようだ。

 この“女子会”が終わると、話題のこうせいがこの日の朝に男子メンバー全員の協力のもと、自身の髪型をセンター分けにしてきたことを話題に挙げる。それに対して、ゆうが「なんでセンター分けにしたんですか?」と上手くアシスト。こうせいは「みるきちゃんがセンター分け好きって言うから」と華麗にゴールを決めた。ニヤケっぱなしのみるきと、その周囲を賑わせる黄色い歓声がどこまでも明るい。

 そんなひと時を経て、メインイベントのガラス吹きに挑戦。ここでは、あつき×こはる、こうせい×みるきが自然な流れでペアを組むと、熱したガラスを息ぴったりな共同作業で色鮮やかなグラスに成形していく。途中では、男子が後ろから女子のエプロンの紐を結び、それに女子側が照れを隠せずにいるなど、充実したイベントとなったようだ。

 その後、こうせい×みるきは2ショットに。旅の折り返しのタイミングを迎えて、しっかりと現在の想いを伝えたいという。そんな真剣さに相応しく、お互いに真正面から対面・両手を握り合う形で、こうせいは彼女だけを追いかけるという“一途宣言”と、逆に彼女に気になる人がいたとしても、それを気にせずに自分の力で振り向かせることを決意表明。その想いを受けて、みるきは顔を赤くして、恋する乙女状態に。こうせいの熱いアプローチは、どうやら効果抜群のように思えた。

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