『今日好き 霞草編』1話ーーリベンジに燃えるみるき、早くも「匂わせ」アピール? 『鈴蘭編』からあの継続メンバーも!

『今日好き 霞草編』1話レビュー

 今回の『今日好き』も例に漏れず美男美女揃い! ダンスにけん玉、一発ギャグまで、男子メンバーの特技披露から始まる意外な幕開けとなった『霞草編』だが、注目はやはり、みるき(雨宮未苺)の存在だろうか。

 前回の『鈴蘭編』からの継続メンバーとして、見慣れた赤ブレザーで登場したみるき。男子メンバーとの初対面時には「みなさんビジュアルがいい〜」と、もはや“天の声”の目線での一言を放っていたが、お気に入りの男子はたかや(鈴木崇矢)とのこと。たかやは、空手歴10年以上・格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』(ABEMA)にも出演経験のあるスポーツマンで、前述した一発芸を披露した際には早々からスベり倒すなど、その明るさでも周囲を賑やかにするメンバーだ。

 そんな彼に、みるきは早くも接近。ランチの際に、気になる相手には好意を“匂わせた方がいい”と『今日好き』の先輩としてメンバーにアドバイスし、序盤から「ぶっちゃけ(気になるのは)誰?」と身も蓋もない質問をするなど、相変わらずのエンジン全開ぶりだ。だが、逆に自身が同じ内容を問われた際には「センター分けがタイプ」と回答。今回の男子でいえば、髪型がセンター分けなのは……彼女の真横に座るたかや一人。もはや匂わせでもなんでもない、ただの“ご指名”だ。

 さらに、たかやは積極的な性格ゆえ、告白経験はあるものの、自身に向けてされたことはないというエピソードを明かす。続けて、今回の旅で仮に女子からの告白となった場合を想像して「(告白)されなかったら萎えるな」とぽつり。すると、すかさず「大丈夫だよ、たぶん」と、自身の好意を滲ませてしまうみるき。“リニューアルみるき”として、恋の駆け引きを覚えてきたはずだが、その先行きが早くも心配になってしまう。

 そんな彼らのイチャイチャ具合の熱に打たれてか、新メンバーのてるひさ(田倉暉久)が好きな異性の髪型を尋ねられた際、「ポニーテールかな」と回答。ポニーテールといえば、第一印象で気になった相手として、てるひさの隣に座るゆう(千葉祐夕)がしているもの。なんだろう、デジャブかな。

 そこからは、気になる者同士での2ショットに。まずは、顔合わせの際に“サッカー好き”の共通点で親睦を深めた、てるひさ×ゆう。こちらは第一印象で両想いのペアなのだが、この2ショットはてるひさから誘う形に。それも踏まえてか、ゆうは「第一印象は誰ですか?」と、もはや勝利確定とも思える質問をあえてするところが、また巧みなところだ。ここではゆうが話題をリードする形で、好みの犬顔男子と見事に距離を縮めたのだった。

 また、あつき(千葉亜月)×キサラ(松村キサラ)の2ショットでは、2人の高校生とは思えない大人びたビジュアルに驚かされる。ここでは、あつきが2ショットに加えて、まさかのキサラ単体での“1ショット”も押さえたいと突飛な要望も。もはや彼女のファン……だろうか。また、逆に自身の1ショットを撮影された際には、ホスト風のポーズで癖の強いキメ顔を披露するなど、そのビジュアルと裏腹な「特技がけん玉」という人物なだけに、まだ謎に包まれた彼の今後の活躍ぶりが気になってしまう一幕だった。

 そして、たかや×みるきの気になる2ショットでは、みるきが『鈴蘭編』から経験を活かし、精一杯の成長を見せることに。前回の旅を終えて、意中の相手にグイグイと好意を示しすぎたと自身を省みたとのこと。だからこそ、たかやから「なんで2ショットに誘ってくれたの?」と尋ねられると、「話したかったから」とストレートに「好き」とは言わない、ようやく自身の好意をコントロールするまでに至った。

 だが、なんとか手繋ぎをしたいという衝動だけは抑えられず。みるきはここで、指相撲を提案。建前上は指相撲だが、もはやほとんど手繋ぎ状態。これはもう、“法の抜け道”という表現が適切だろうか。その後、一本目の勝負では彼にあっさりと完敗するのだが、次戦で勝利した場合、この日の夜に控えるプールでのフリータイムを一緒に過ごす約束を交わした。

 勝負の結果は、親指のほか、人差し指を使う“チート技”を用いながらもなんとか勝利。そんな天真爛漫な彼女の姿に、たかやも早くも心惹かれた様子。彼の第一印象で気になった相手には入れはしなかったものの、ここで一気に急浮上を見せたみるき。ついに、彼女が前回の旅で失恋したひろむ(大西大夢)の存在を「今はもうね、全部忘れた」と発言するまでにいたったことを付け加えておこう。

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